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rvァ ,; { l / ニ _- 、 ヽ` " '' ‐ - _ ヽ / _ヾ.l _ `丶、 ヽ、 、`ヽ、`ヽ \_ ` "''- 、 ヽ / , - / l 、 _ ` ヽ 、 X \\ ヽ、 `7、 ヽ ヽ / // l l \`"' 、∠.-┐、 ヽl\ ヽ / l \l、.〃 / l l l l ヽ. \ /o . l ミ、i、 ヽ ヽl l l l l/ l l l l- l、 l \ l v.-'レ リ│ \ l ! l l l l l l l l t `。、 `ヽ、l  ̄ ,lヽ ハ l lヽ l l l l l、 lヽ ヽ込リ /l ∨ヽ ´ / ハ ゚ l l l lヽ ヽ ト 、_ ' _ -‐ //ヽ、 ll ヽ // ∧ ヽ l ヽ. ト、lヽ. l`ー ニ=- /´ヽ l ll ll V / l、 ヽ ヽ l l `ヽ ヽ、`ニ==、´、 \l L. _ ll l , ', -‐ 、ヘ。 ` l , '´  ̄ `>‐ ''"´  ̄>、 ヽ l / ,. -‐ ミ、 i ) / ,. '´ l、__ l l〈 / _lヘ__ _、- 、..、 l / l l-、----一 ' ´ ̄` ' ̄└-、 -、 ト、 l / l ! l 、- ' ´ _,. 斗‐ \_ l / l l l `i- '' ´ ll `丶 l l l l l l ll ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv790 HP2200000 MP40000 力 300000+150000 魔力 180000+5000 速さ 63000+5000 守備 300000+9500 魔防 300000+9500 特殊ステータス 技 60000+9000 必殺率 30000+4500 回避速度 21000+1050 幸運 30000 装備耐性 槍半減それ以外の物理属性75%カット 魔法半減 炎吸収 武器 ・レヴァンティン・滅 《スカリエッティの技術全ての品 力+10000、他の通常ステータス+5000 攻撃時剣属性付加 槍以外半減、炎吸収》 ・烈火の剣《デュランダル》 《伝説の神将器 力と魔力+?と装備者の力+10% 攻撃時剣・炎・竜殺属性付加 斧属性半減 槍弱点化》 装飾品 ・バトルマスターの証 《装飾品 装備すると力+50%、妨害無効化 脳筋にはとてもいいかもしれない。》 防具 ・ガラントサーコート+1 《謙虚なナイトが扱った最高の一品 守備・魔防+4500 物理半減》 スキル ・真・剣神 《剣装備時、技と必殺率と回避速度を15%増加 常時必中 剣を極めつくした者。 特定確率で全攻撃無効化》 ・不屈の心 《一度力尽きてもHP100%で復活》 ・我が愛は業火の愛 《やる夫に対する愛情 HP75%以下時 力、速さ、技が1.5倍 力尽きたら一度だけ完全復活》 ・見切り(覚醒) 《常時カウンター無効、奥義無効、戦闘スキル無効、技・術の効果を75%カット 互いが同じスキル所持なら相殺》 ・覇道神(魔法) 《常時2回行動 HP半分以下で常時3回行動》 ・免許皆伝 《最低必殺率を25%以上にし、50%の確率で追加行動+1、常時必中》 ・斬り払い 《特定確率で魔法と物理攻撃を無効にする。 例外あり。》 技・術 ・紫電一閃 消費MP 100 《敵単体に炎・剣属性の魔力と力の合計3倍防御無視3回物理攻撃》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 消費MP200 《敵単体に炎・剣属性の魔力と力の合計5倍防御無視の物理攻撃 カウンター無効》 ・ファイアウォール 《敵全体に炎属性の魔力2倍魔法攻撃 発動時防御状態になる。》 ・ファイアカッター 《敵ランダム5体に炎・斧属性の魔力と力合計3倍物理攻撃》 ・グレイソード 《敵単体に炎・剣属性の?+力2倍防御無視の物理攻撃 使えば使うほど強くなる。》 ・大防御 《発動時全ての攻撃に対して1ダメージ化》 ・プチスラッシュ 《小さいエスタークが扱ったと言われる剣技 敵単体に剣・光属性の3000+力3倍防御無視特殊攻撃》 ・メラガイアー 消費MP500 《敵単体に炎属性の5000+魔力5倍魔法攻撃 炎の不死鳥を放つ。 まさに魔王!! ちなみに必中》 ・聖なる炎 《汚物は消毒する炎 敵全体に光・炎属性の力3倍防御無視特殊攻撃 特定確率で追加行動》 奥義 ・シュトゥルムファルケン 《敵単体に魔力と力の5倍防御無視物理攻撃を放つ。 反射無効》 ・真・流星 《特定確率で発動 敵単体に力1倍10回物理攻撃》 ・太陽 《特定確率で発動 相手に力3倍HP吸収の物理攻撃 反射・カウンター無効》 ・ブラストバーン 《敵全体に炎属性の?+魔力6倍魔法攻撃 必中 カウンター無効 反射無効》 ・火竜一閃 《MPを半分減らして発動 防御無視の力の5倍の物理攻撃を敵全体に放つ。 カウンター無効》 ・《業火の魔剣》レーヴァテイン 《HP50%以下時発動可能 防御無視の力50倍防御無視の攻撃を敵単体に放つ 発動時力+2200》 ・業火の魔剣 無限煉獄世界 消費MP 50% 《発動時 どれかの効果を発生させる。》 《味方全員に通常ステータスをシグナムの能力分増加 シグナムは全能力3倍になる。》 《シグナムとやる夫の行動消費で二人の力合計しての《業火の魔剣》レーヴァテインを放ちます。》 ┗━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +Lv750 ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv750 HP1000000 MP40000 力 80000+12000 魔力 20000+5000 速さ 18000+5000 守備 56000+9500 魔防 50000+9500 特殊ステータス 技 14000 必殺率 7000 回避速度 6000 幸運 5000 装備耐性 槍半減それ以外の物理属性75%カット 魔法半減 炎吸収 武器 ・レヴァンティン・滅 《スカリエッティの技術全ての品 力+10000、他の通常ステータス+5000 攻撃時剣属性付加 槍以外半減、炎吸収》 装飾品 ・戦士の証 《装飾品 装備すると力+2000 脳筋にはとてもいいかもしれない。》 防具 ・ガラントサーコート+1 《謙虚なナイトが扱った最高の一品 守備・魔防+4500 物理半減》 スキル ・真・剣神 《剣装備時、技と必殺率と回避速度を15%増加 常時必中 剣を極めつくした者。》 ・不屈の心 《一度力尽きてもHP100%で復活》 ・我が愛は業火の愛 《やる夫に対する愛情 HP75%以下時 力、速さ、技が1.5倍 力尽きたら一度だけ完全復活》 ・見切り(覚醒) 《常時カウンター無効、奥義無効、戦闘スキル無効、技・術の効果を75%カット 互いが同じスキル所持なら相殺》 ・覇道神(魔法) 《常時2回行動 HP半分以下で常時3回行動》 ・免許皆伝 《最低必殺率を25%以上にし、50%の確率で追加行動+1、常時必中》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 100 《敵単体に炎・剣属性の魔力と力の合計による物理攻撃》 ・カードリッジ 《MP完全回復、魔力を2倍にする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 MP消費200 《敵単体に炎・剣属性の魔力と力の3倍の物理攻撃 カウンター無効》 ・グレイソード 《敵単体に炎・剣属性の?+力2倍防御無視の物理攻撃 使えば使うほど強くなる。》 ・大防御 《発動時全ての攻撃に対して1ダメージ化》 ・プチスラッシュ 《小さいエスタークが扱ったと言われる剣技 敵単体に基本3000+力3倍防御無視特殊攻撃》 ・メラガイアー 消費MP500 《相手に5000+魔力2倍魔法攻撃 炎の不死鳥を放つ。 まさに魔王!! ちなみに必中》 奥義 ・シュトゥルムファルケン 《技の確率とモードチェンジ時に発動する 防御無視の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。 反射無効》 ・真・流星 《真・剣神奥義 特定確率で発動 敵単体に力3倍5回物理攻撃を放つ 必殺率は2倍になります。》 ・太陽 《特定確率で発動 相手に力3倍HP吸収の物理攻撃 反射・カウンター無効》 ・ブラストバーン 《敵全体に炎属性の?+魔力6倍魔法攻撃 必中 カウンター無効 反射無効》 ・火竜一閃 《MPを半分減らして発動 防御無視の力の5倍の物理攻撃を敵全体に放つ。 カウンター無効》 ・《業火の魔剣》レーヴァテイン 《HP50%以下時発動可能 防御無視の力50倍防御無視の物理攻撃を敵単体に放つ 発動時力+2200》 ・業火の魔剣 無限煉獄世界 消費MP 50% 《発動時 どれかの効果を発生させる。》 《味方全員に通常ステータスをシグナムの能力分増加 シグナムは全能力3倍になる。》 《行動消費で《業火の魔剣》レーヴァテインをリスクなしで発動》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +Lv650 ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv650 HP900000 MP40000 力 80000+12000 魔力 20000+5000 速さ 18000+5000 守備 56000+9500 魔防 50000+9500 特殊ステータス 技 14000 必殺率 7000 回避速度 6000 幸運 5000 装備耐性 槍半減それ以外の物理属性75%カット 魔法半減 炎吸収 武器 ・レヴァンティン・滅 《スカリエッティの技術全ての品 力+10000、他の通常ステータス+5000 攻撃時剣属性付加 槍以外半減、炎吸収》 装飾品 ・戦士の証 《装飾品 装備すると力+2000 脳筋にはとてもいいかもしれない。》 防具 ・ガラントサーコート+1 《謙虚なナイトが扱った最高の一品 守備・魔防+4500 物理半減》 スキル ・真・剣神 《剣装備時、技と必殺率を1000増加 常時必中 剣を極めつくした者。》 ・不屈の心 《一度力尽きてもHP100%で復活》 ・我が愛は業火の愛 《やる夫に対する愛情 HP75%以下時 力、速さ、技が1.5倍 力尽きたら一度だけ完全復活》 ・見切り(覚醒) 《常時カウンター無効、奥義無効、戦闘スキル無効、技・術の効果を75%カット 互いが同じスキル所持なら相殺》 ・覇道神(魔法) 《常時2回行動 HP半分以下で常時3回行動》 ・免許皆伝 《最低必殺率を25%以上にし、50%の確率で追加行動+1、常時必中》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 100 《相手に炎属性の攻撃を放つ。 魔力と力の合計による物理攻撃》 ・カードリッジ 《MP完全回復、魔力を2倍にする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 MP消費200 《相手に炎属性の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・大防御 《発動時全ての攻撃に対して1ダメージ化》 ・プチスラッシュ 《小さいエスタークが扱ったと言われる剣技 敵単体に基本3000+力3倍防御無視》 ・メラガイアー 消費MP500 《相手に5000+魔力5倍魔法攻撃 炎の不死鳥を放つ。 まさに魔王!! ちなみに必中》 奥義 ・シュトゥルムファルケン 《技の確率とモードチェンジ時に発動する 防御無視の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・真・流星 《真・剣神奥義 特定確率で発動 敵単体に力3倍10回物理攻撃を放つ 必殺率は2倍になります。》 ・火竜一閃 《MPを半分減らして発動 防御無視の力の5倍の物理攻撃を敵全体に放つ。》 ・《業火の魔剣》レーヴァテイン 《HP50%以下時発動可能 防御無視の力50倍防御無視の攻撃を敵単体に放つ 発動時力+2200》 ・業火の魔剣 無限煉獄世界 消費MP 50% 《発動時 どれかの効果を発生させる。》 《味方全員に通常ステータスをシグナムの能力分増加 シグナムは全能力3倍になる。》 《シグナムとやる夫の行動消費で二人の力合計しての《業火の魔剣》レーヴァテインを放ちます。》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +Lv500 ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv500 HP120000 MP10000 力 16000+12000 魔力 5000+5000 速さ 4800+5000 守備 5600+9500 魔防 4000+9500 特殊ステータス 技 1400 必殺率 700 回避速度 800 幸運 1000 装備耐性 槍半減それ以外の物理属性75%カット 魔法半減 炎吸収 武器 ・レヴァンティン・滅 《スカリエッティの技術全ての品 力+10000、他の通常ステータス+5000 攻撃時剣属性付加 槍以外半減、炎吸収》 装飾品 ・戦士の証 《装飾品 装備すると力+2000 脳筋にはとてもいいかもしれない。》 防具 ・ガラントサーコート+1 《謙虚なナイトが扱った最高の一品 守備・魔防+4500 物理半減》 スキル ・真・剣神 《剣装備時、技と必殺率を1000増加 常時必中 剣を極めつくした者。》 ・我が愛は業火の愛 《やる夫に対する愛情 HP75%以下時 力、速さ、技が1.5倍 力尽きたら一度だけ完全復活》 ・見切り(真) 《常時カウンター無効、奥義無効、戦闘スキル無効、技・術の効果を半減化 互いが同じスキルは相殺可能であるが、それより強い見切りだと相殺不可能な状態になります。》 ・覇道神(魔法) 《常時2回行動 HP半分以下で常時3回行動》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 100 《相手に炎属性の攻撃を放つ。 魔力と力の合計による物理攻撃》 ・カードリッジ 《MP完全回復、魔力を2倍にする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 MP消費200 《相手に炎属性の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・大防御 《発動時全ての攻撃に対して1ダメージ化》 ・プチスラッシュ 《小さいエスタークが扱ったと言われる剣技 敵単体に基本3000+力3倍防御無視》 奥義 ・シュトゥルムファルケン 《技の確率とモードチェンジ時に発動する 防御無視の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・真・流星 《真・剣神奥義 技/10の確率で発動 敵単体に力3倍10回物理攻撃を放つ 必殺率は2倍になります。》 ・火竜一閃 《MPを半分減らして発動 防御無視の力の5倍の物理攻撃を敵全体に放つ。》 ・《業火の魔剣》レーヴァテイン 《HP50%以下時発動可能 防御無視の力50倍防御無視の攻撃を敵単体に放つ 発動時力+2200》 ・業火の魔剣 無限煉獄世界 消費MP 50% 《発動時 どれかの効果を発生させる。》 《味方全員に通常ステータスをシグナムの能力分増加 シグナムは全能力3倍になる。》 《シグナムとやる夫の行動消費で二人の力合計しての《業火の魔剣》レーヴァテインを放ちます。》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +業火の魔剣 無限煉獄世界 Et noster amor amor infernus, amica mea ... flamma exuret quia gladii infernus 我が愛は業火の愛、故に我が愛は燃え尽きる…その炎は業火の剣なり Eius principalem novum infernus Nari ostendit meum Saredo されどその業火は我が認めた新たな主なり Vota mea in nunc mitto. Ave cujus jam ostendi tibi in aeternum vir summae fortunae, si 我が誓い、今ここにおいて約束する。 運命の主今ここに勇者の如く見せてみよ、さすれば我は汝を永久に愛する Infernus meam, si tibi dicatam Ki velle, te amo. 貴方に捧げし我が業火、どうか受け取ってほしい、私は貴方を愛している。 Gladius passionis, Anhui hic 烈火の剣、ここにありき Purgatorio infinitum mundum ab igne Dcemone Gladius 業火の魔剣 無限煉獄世界 +Lv90 ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv90 HP32500 MP1600 力 1220+80 魔力 800 速さ 500 守備 700 魔防 400 特殊ステータス 技 190 必殺率 95 回避速度 366 幸運 200 武器 デバイス《レヴァンティン》 攻撃力+80 炎半減 スキル ・剣神 《剣装備時、技と必殺率を200増加》 ・我が愛は業火の愛 《やる夫に対する愛情 HP75%時 力、速さ、技が1.5倍 力尽きたら一度だけ完全復活》 ・見切り(最弱) 《某黒騎士や某神将がデフォで持ってるスキルの完全弱体化 HP50%以下でカウンター無効に》 ・流出の断片 《低確率で流出を発動する。》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 100 《相手に炎属性の攻撃を放つ。 魔力と力の合計による物理攻撃》 ・カードリッジ 《MP完全回復、魔力を2倍にする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 MP消費200 《相手に炎属性の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 奥義 ・シュトゥルムファルケン 《技の確率とモードチェンジ時に発動する 防御無視の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・流星 《剣神奥義 技/4の確率で発動 敵単体に5回攻撃を放つ 必殺率は1/2になります。》 ・火竜一閃 《MPを半分減らして発動 防御無視の力の5倍の物理攻撃を敵全体に放つ。》 ・業火の魔剣 無限煉獄世界 ※制限あり 「やる夫に対してこの炎が永遠に燃えてまで愛したいという恐らく覇道型 能力には2つあります。」 《やる夫とシグナム、各それぞれにやる夫はシグナム、シグナムはやる夫の能力値分増えて、2回行動にする。》 《1ターンに1回シグナムとやる夫にて烈火の剣 デュランダルを無条件で放ちます。》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +Lv70 ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv70 HP5600 MP616 力 520+80 魔力 308 速さ 358 守備 392 魔防 294 特殊ステータス 技 80 必殺率 40 回避速度 117 幸運 40 武器 デバイス《レヴァンティン》 攻撃力+80 スキル ・剣聖 《剣装備時、技と必殺率を100増加》 ・我が愛は業火の愛 《やる夫に対する愛情 HP75%時 力、速さ、技が1.5倍 力尽きたら一度だけ完全復活》 ・見切り(最弱) 《某黒騎士や某神将がデフォで持ってるスキルの完全弱体化 HP50%以下でカウンター無効に》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 100 《相手に炎属性の攻撃を放つ。 魔力と力の合計による物理攻撃》 ・カードリッジ 《MP完全回復、魔力を2倍にする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 MP消費200 《相手に炎属性の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 奥義 ・シュトゥルムファルケン 《技の確率とモードチェンジ時に発動する 防御無視の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・火竜一閃 《MPを半分減らして発動 防御無視の力の5倍の物理攻撃を敵全体に放つ。》 ・業火の魔剣 無限煉獄世界※制限あり 「やる夫に対してこの炎が永遠に燃えてまで愛したいという恐らく覇道型 能力には2つあります。」 《やる夫とシグナム、各それぞれにやる夫はシグナム、シグナムはやる夫の能力値分増えて、2回行動にする。》 《1ターンに1回シグナムとやる夫にて烈火の剣 デュランダルを無条件で放ちます。》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +Lv17 ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv17(全力時Lv34) HP70 MP30 力 15 魔力 13 速さ 13 守備 12 魔防 9 特殊ステータス 技 10 必殺率 3 回避速度 4 幸運 2 スキル ・剣聖(弱) 《剣装備時、技と必殺率を50増加》 ・手加減 《己のLvを半減化、攻撃しないといけない。》 ・魔力リミッター 《魔力によるリミッター ステータス半減》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 10 《相手に炎属性の攻撃を放つ。》 ・カードリッジ 《MP回復、魔力上昇をする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 《相手に炎属性2倍の攻撃を放つ。 モードチェンジしないと発動しない》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +Lv40 ━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv40 HP2800 MP600 力 60 魔力 52 速さ 52 守備 48 魔防 36 特殊ステータス 技 20 必殺率 10 回避速度 17 幸運 5 スキル ・剣聖 《剣装備時、技と必殺率を100増加》 ・発狂 《発狂している為に、一時的な発狂、条件を満たせば回復。》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 100 《相手に炎属性の攻撃を放つ。 魔力と力の合計による物理攻撃》 ・カードリッジ 《MP回復、魔力上昇をする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 《相手に炎属性の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +Lv60 ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム SEX 女 種族 電子生命体 Lv60 HP5600 MP616 力 320 魔力 308 速さ 258 守備 292 魔防 194 特殊ステータス 技 70 必殺率 35 回避速度 89 幸運 20 スキル ・剣聖 《剣装備時、技と必殺率を100増加》 ・我が愛は心の剣 《??に対する愛情 HP75%時 力、速さ、技が1.5倍》 ・見切り(最弱) 《某黒騎士や某神将がデフォで持ってるスキルの完全弱体化 HP50%以下でカウンター無効に》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 100 《相手に炎属性の攻撃を放つ。 魔力と力の合計による物理攻撃》 ・カードリッジ 《MP完全回復、魔力を2倍にする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 MP消費200 《相手に炎属性の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 奥義 ・シュトゥルムファルケン 《技の確率とモードチェンジ時に発動する 防御無視の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・火竜一閃 《MPを半分減らして発動 防御無視の力の5倍の物理攻撃を敵全体に放つ。》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ +追憶の塔ボスデータ ┏━メッセージ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ シグナム(幻影) SEX 女 種族 電子生命体 Lv750 HP9000000 MP40000 力 90000+12000 魔力 30000+5000 速さ 36000+5000 守備 66000+9500 魔防 60000+9500 特殊ステータス 技 14000+1000 必殺率 7000+1000 回避速度 12000 幸運 5000 装備耐性 槍半減それ以外の物理属性75%カット 魔法半減 炎吸収 武器 ・レヴァンティン・滅 《スカリエッティの技術全ての品 力+10000、他の通常ステータス+5000 攻撃時剣属性付加 槍以外半減、炎吸収》 装飾品 ・戦士の証 《装飾品 装備すると力+2000 脳筋にはとてもいいかもしれない。》 防具 ・ガラントサーコート+1 《謙虚なナイトが扱った最高の一品 守備・魔防+4500 物理半減》 スキル ・真・剣神 《剣装備時、技と必殺率を1000増加 常時必中 剣を極めつくした者。》 ・不屈の心 《一度力尽きてもHP100%で復活》 ・我が愛は業火の愛 《やる夫に対する愛情 HP75%以下時 力、速さ、技が1.5倍 力尽きたら一度だけ完全復活》 ・見切り(覚醒) 《常時カウンター無効、奥義無効、戦闘スキル無効、技・術の効果を75%カット 互いが同じスキル所持なら相殺》 ・覇道神(魔法) 《常時2回行動 HP半分以下で常時3回行動》 ・免許皆伝 《最低必殺率を25%以上にし、50%の確率で追加行動+1、常時必中》 技・術 ・紫電一閃 Lv5 MP消費 100 《相手に炎属性の攻撃を放つ。 魔力と力の合計による物理攻撃》 ・カードリッジ 《MP完全回復、魔力を2倍にする。》 ・モードチェンジ 《紫電一閃を飛竜一閃に変更をする。》 ・飛竜一閃 Lv5 MP消費200 《相手に炎属性の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・大防御 《発動時全ての攻撃に対して1ダメージ化》 ・プチスラッシュ 《小さいエスタークが扱ったと言われる剣技 敵単体に基本3000+力3倍防御無視》 ・メラガイアー 消費MP500 《相手に5000+魔力5倍魔法攻撃 炎の不死鳥を放つ。 まさに魔王!! ちなみに必中》 奥義 ・シュトゥルムファルケン 《技の確率とモードチェンジ時に発動する 防御無視の魔力と力の3倍の物理攻撃を放つ。》 ・真・流星 《真・剣神奥義 特定確率で発動 敵単体に力3倍10回物理攻撃を放つ 必殺率は2倍になります。》 ・火竜一閃 《MPを半分減らして発動 防御無視の力の5倍の物理攻撃を敵全体に放つ。》 ・《業火の魔剣》レーヴァテイン 《HP50%以下時発動可能 防御無視の力50倍防御無視の攻撃を敵単体に放つ 発動時力+2200》 ・業火の魔剣 無限煉獄世界 消費MP 50% 《発動時 どれかの効果を発生させる。》 《味方全員を全能力3倍にする。》 《シグナムたちの行動消費で2~3人の力合計しての《業火の魔剣》レーヴァテインを放ちます。》 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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Flame Lancer2 ――― ふと私は――主が闇の書の呪縛から解き放たれたばかりの頃 まだ幾分、幼さを称えていた頃の事を思い出す 自分の足で地面を踏みしめ歩く事の出来る喜び 今まで味わうことの出来なかった当たり前の幸福を享受すべく 主は毎日のように自分らを連れ回して、色々な所に出かけていた ピクニック、海、山といった自然溢れる観光地から 夕方や休日、人でごった返した繁華街に至るまで 今までの人生を一気に取り戻すように―― 決して晴れぬ罪と咎 管理局に半服役状態の身故に あまり派手な事も出来なかったが、、 ともあれそれは主が子供から大人へ―― 決して楽ではない しかし友と交わした尊い約束 歩んでいこうと決めた夢へと進む前の、、 ささやかな骨休めだったのだろう そんなある日、いつものように守護騎士を引き連れて向かったのは 駅前にあるゲームセンターという同世代の子供達に大人気の遊戯施設だった 一通り回って遊んで その日、一番の琴線に触れたのはモグラ叩きという遊びだったか… 子供たちの間ではポピュラーなゲームだ、今更説明するまでもないだろう 何でも対戦方式のこのゲーム 二人以上でプレイをしてより多くのモグラを叩き殺した方が勝ちというルールだった筈だ 子供にやらせるには血生臭い遊びだ…と眉を潜めたのを覚えている そこで主を差し置いて熱くなっていたバカが一人 私と同じ、闇の書――夜天の書の守護騎士プログラム、鉄槌の騎士ヴィータ 私の、、まあ人間風にいえば姉妹のようなものだ 「アタシにこの武器を使わせた以上…… 例え、はやてが相手だとしても負けるわけにはいかねー! 見てろ……! 全員、ぶっ潰してやるぜ!!」 「潰したらあかんよー」 優しい独特のイントネーションの声で鉄の騎士を嗜める主 バカは聞く耳を持たない 結局、、渾身のラケーテン・ハンマー(ピコピコバージョン)で基盤に大穴を空けた奴 リンディ提督に給料を前借りして店には弁償 本人は罰として一週間、主の作る食事の代わりに シャマルの料理を食わされる羽目になった ―――何故、今…… こんな他愛のない事を思い出していたか、だと? 答えは簡単だ 何の因果か…今の私が、、まさにソレをプレイ中だからだ ああした遊びには私とシャマルは積極的に参加せず、後ろで見ているのが通例だったのだが 今更ながらに後悔している 何事も経験だ 私も少しは嗜んでおくべきだった まあ、、、ここまではいい 過ぎた事を悔いても始まらん だからこそ今 少し困った事になっている、という話に移そう 正直な話、、先ほどから嫌な汗が止まらん この相手にしているモグラがとにかく尋常でない強さでな… 悉く音を置き去りにしながら、私に向けて突進してくる それが穴からピョコッピョコッと顔を出した瞬間 私は全霊を以ってその頭を切り飛ばす――まさに骨をも砕く勢いでだ 服装は遊興に出かける時のカジュアルな軽装でなく――全身重武装 おかげで熱くてかなわん、、激しい運動に甲冑は不向きだな さて、、既にスコアは何点台なのか―― そこには親切にこちらのプレイ結果を教えてくれる表示もなく 相手は可愛らしい装飾で飾られたモグラではなく無骨で飾り下のない点―― その赤い点が地面――前面に張り巡らせた私のフィールドからポツポツポツと矢継ぎ早に顔を出し それを残らず叩き落す 先ほどから時間無制限で繰り広げられるソレ 本来ならクレジットを入れてプレイする筈の遊戯は――今回は無料 そして一つでもモグラを打ち漏らした場合は即ゲームオーバー その結果は、、、 私の命の喪失、という至極単純なルールだった ―――――― 「―――い、、、オイ! コラ聞いてんのか?」 突然、その耳に男の声が入ってきた事により 騎士は己が意識を深層より浮上 春雷の槍渦巻く戦場へと帰還を果たす 「………………」 切り離した意識、人としての部分が 重労働を科している肉体そっちのけで昔の夢を見ていたらしい 騎士が「シグナム」という一個の自我を確立する為の部分が その器である烈火の将の体に再び灯り 彼女は今のその現状を大まかに理解する 何かをがなり立てている槍の男に向かい、 「すまんが聞いていなかった、 ……何だ?」 にべもなく答えた 「いや、だから…大したもんだって誉めたんだよ」 「そうか」 「何だオイ……初めの打ち合いから見積もって明らかにお前の反射速度を超える速さで突いたんだぜ? それを既に36合、、涼しい顔して凌いだかと思えば――今度は気絶したみたいにボケっとしやがって、、」 「気絶していた」 「あぁん?」 「正確には余分な意識をカットした あのままでは貴様の攻撃を受けられぬと判断したのでな」 五感――視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚 そしてそれらの感覚が脳に伝達されて人は様々な思いや感情を働かせる その多感な脳と神経の織り成す小宇宙は複雑を極め、今の地球の科学では到底、生成不可能と言われている そう、、ヒトは複雑怪奇にして多感な生き物であり その多くの機能は反射という形で、己が意志の働く前に肉体に作用する事で発揮される だが今、騎士はその複雑に絡み合う神経と思考のうち 戦いに使用する以外の一切の機能を肉体から切り離した まさに完全な戦闘機械となる事で 神経の伝達速度や反応を飛躍的にアップさせて この相手の攻撃に対応したのだ 「無我の境地――無明の位って奴か…… ありゃなかなか難しいんだが、、其処に至ったのはいつだい?」 「生まれた時から出来たぞ」 「……」 一瞬、言葉を失い 目をしばたたせるランサー 彼とて人の御業という意味でのあらゆるジャンルを研鑽し、磨き上げ その練磨した強さによって英霊と呼ばれた男である そんな彼が今、目の前の女がしれっと言った事の意味―― その凄さ、凄まじさを分からぬ筈がない そして狂戦士の要素を持つほどに戦いに悦び、滾りを感じてしまう自分には 到底その域に入る事は出来ない事も理解していた 「姉ちゃん―――ひょっとしてお前……結構、凄い奴なんじゃねえの?」 後ろ手で後頭部を掻きながらに今更感のある事を言うランサー 「ベルカの騎士……ヴォルケン――むぅ、、、ひょっとしてお前さん、未来から来たとかそういうオチか? いや、俺のいけ好かねえ知り合いに一人、そういう面倒極まりないのがいてな」 「未来ではないが、ここではない所から来た 時空管理局、、この星の住人にはその存在は秘匿され詳細は知らされていない ついでに言えばこのヴォルケンリッターという名も本来ならば歴史の闇に埋もれた名前… 今はもう、命を賭した果し合いをする相手にしか名乗ってはいない」 「ああ、道理で―――」 聞いた事ない筈だ、と納得したようにうなづくランサー これほどの使い手だ 歴史の影に埋もれたとはいえ 英霊の座にその名が一片も刻まれていないのはおかしい 肩にその長物を担いだままに何か胸の痞えがが取れたという顔をする槍の男 その漂漂としたした表情…… これが先ほどまでこの場に旋風のような槍戟を降らせていた者と同一人物だとは思えない 「んじゃま、素面に戻ったところで――もう一丁行くかい?」 「、、!」 再びギチリと―ー―空気が凍り、凝縮した まるでハーフタイムを経て第二ラウンド突入といった 何かの遊戯かスポーツの試合でもするかの如き気軽さで、、、 ソレは――彼女に殺し合いの再開を促した 槍がゆらり、と正面 シグナムの正中線に向けて標準を定める 「…………」 対して再び、自分に向けられた紅き切っ先に相対する烈火の将 相手の切り替えに対しても微塵も浮足立つ事はない 当然である 彼女こそ生まれついての戦士 闘い殲滅するために生み出されし、とある魔導書の守護騎士プログラム ある意味、サーヴァントに匹敵する戦闘マシンなのだ (久々に踏み込んだが、、やはりきついか…) だが、その騎士の体の節々に電流のような痛みが走る 筋肉が己が意思を凌駕した動きに悲鳴を上げている ベルカ最強の騎士としてその数えきれぬ戦場を駆けた剣 攻撃を視認出来ない敵との交戦経験などいくらでもある それは航空隊として超々高速戦闘に勤しむ今でも同じ事 それに対し自身の剣は一撃必殺の剛剣であるが故に 速さに長ける者が相手だと、どうしても手数や相対的な速度で下回ってしまうのだ その対処法――― 自身の天敵である 「速度」 に対する処方 この最強を誇るプログラムが既に確立させていない筈がない 槍兵を驚愕させた、シグナムが今見せたその領域こそ 己が機能を強引に底上げした自己ブーストの一種 かつて、あの忌まわしき闇の書事件にてフェイトと交戦した際 彼女の見えない攻撃を見事、裁いて見せた時も騎士はこの力の一端を使っていた それは所謂、精神のリミッターカット 余分な機能や思考を人為的に遮断し、反射速度や伝達速度を上げる、 というか本来の完璧なる戦闘マシンへと戻す仕様 そのカットした物の中には当然、人として普通に生活を送るための そのために必要不可欠なブレーキも存在していて、、 それを無くした体が悲鳴を上げるのは至極当然の事だ 薬で精神の箍を外した人間の人体が 女子供でも銀貨を握り潰すほどの力を発揮する事と同じである そうだ――― これは本来、自己を捨てて 「命を落とすことを前提として」 勝利を攫む 片道切符で後先を考えない事を旨に使用する決戦モード 様々な主の手を渡ってきた闇の書 その中には何の躊躇いも無しに「そういう」命令を下す輩も当然いて、、 そんな時、シグナムは……ヴォルケンリッターは当然のように 玉砕承知の戦場にその身を踊らせ、血路を切り開いたのだ 「…………」 故に当然、これは烈火の将限定のモードではない スイッチの入れ方も効能もそれぞれ違うが他の3人―― 守護騎士の全員がその内に持っている力なのだ 激情家の鉄槌の騎士などはシグナムとは逆で その感情が極限まで高まり振り切れる事で、自己が切り替わる 瞳孔が開き、その幼い顔に鬼相を移し 目に見えるほどの様相の変化が小さなその手にもたらすは圧倒的な破壊力 タガの外れた筋力と魔力が叩き出す破壊の鉄槌は かつてあの高町なのはを2振りで地に叩き付けた 転生を繰り返す彼女たち その「記憶」は、擦り切れたテープのようにおぼろげな「記録」としてしか残っていないが 騎士にとっては当然、あまり良い思い出ではない そう、、昔の事だ―― 今、思い煩う事ではない 問題は……… それを今、、ここで使い――――そしてそこまでしながら、、 自身の体中に、至る所に刻まれた傷があるという事実だった その手足、脇腹、胸、首に残る刃の痕… 致命傷ではないものの、逸らしきれなかった槍が己が肉体を削っていった事は明白 もはやオープニングヒットを奪ったなどという事実 先に相手の額を割ったという結果など何の意味も無い 今、目の前に展開しているモノはシグナムの予想、、 これまで交戦した相手、戦闘経験を鑑みても…… その最上に位置するモノであるのはもはや間違いない そう、、、己が両目がまるで捉えられない攻撃を「普通に」放ってくる相手 小出しではなく、常時知覚全開にしてなお凌ぎ切れない猛攻 これは……相手の攻撃力が自分の総防御力を上回っているという事 この槍は凌ぎ切れないという結果を見事に突きつけたものだったのだ 互いの技量、性能を駆使した初戟の邂逅から もはや後退の選択肢など捨てたとばかりの気迫を以って 火の如き苛烈さと山の如き堅固さを併せ持つ両者の戦い だが、その天秤が徐々に相手に傾いている事に 表面上はおくびにも出さず、しかし初めに歯噛みしたのは他ならぬ烈火の将であったのだ 「…………フ、、」 だがその口に湛えるは更なる不敵な笑い まさに吹っ切れたといった感じの彼女 その結果は何ら自分の不利な要素には成りえないと言わんばかりの表情だ 守り切れない? だからどうした? 元より防御を固めて縮こまっているのは性に合わない 当然の事だ、、 戦は――――――守るだけでは勝てないのだ 「せぇあッッ!!!」 炎を纏う甲冑が、その凄まじい気合いと共に爆ぜる それに対し一寸も動かしていない筈なのに ゆらゆらと揺らめくように見える男の槍の穂先から溢れ出す魔力の残滓は まるで死神の手招きのようだった、、 そんな不吉な気配漂う呪いの朱槍を前にして騎士は 牽制もフェイントも一切無しに――真正面から突進を敢行する 「―――来な」 その竹を割ったような潔さがひたすらに心地よい 喜色を満面にしたランサーが、これまた両の足を地に踏みしめ断固不退の様相にて対峙 騎士の踏み込みは豪壮なれど彼にとっては決して速くは無い 左右後ろの空間をふんだんに使っての防戦ならば、比較的少ないリスクで迎撃出来るだろう だが、男がそんな無粋な真似をする筈がない 「せえええええりゃッッッ!!!!!!!」 ボッ、ボッ、ボッ、と陽炎のように その朱艙の切っ先が分身を開始 一つが二つ、二つが四つ、四つが八つ―― 否、分身などという生易しいものではない それはまさに分裂、、 真紅の槍の煌きは幾多の刃閃を伴い、男の周囲を囲み 結界じみたその弾幕は不可侵の防御にして絶え間ない攻撃の序章、、 そのガトリンク砲の如き連撃が今また――駆ける剣士に襲いかかる 「ぬうッ!!!」 その姿、闘神・阿修羅の如き 本当に自分と同じく二つの腕のみで繰り出しているのか?と疑わずにはいられないシグナム 両の眼を極限まで見開く 「頼むぞ騎士甲冑、、今はお前の堅牢さが我が命運を左右する…」 その赤き結界に自ら踏み込むシグナム それは全開で回る扇風機に手を突っ込む行為に似ていて 自殺行為にさえ見える、ゾッとするような光景だった ともあれ、やる事は先ほどまでのもぐら叩きと同じ 装甲で一瞬止まった刺突を全部打ち落とす そしてもう一つやる事が増えた その無数の赤いモグラに一つ、狙いをつけ―――― それを二度と出てこれないように渾身にて打ち上げ、または打ち落とし、、 ヴィータではないが、その出所…… 無数のモグラを排出する基盤を叩き壊す! それは身の毛もよだつ相打ち戦法であろう 防御をアーマーに任せてのクロスカウンター 同時に肉体にヒットすれば必ず打ち勝てるという自信がなければ出来ない、まさに捨て身の戦法だった ―――――― 赤き暴風渦巻く結界に踏み込んだシグナム 視界が紅で覆われる 朱に交われば、という格言が日本にはあるがこの状況はまさにそれ その赤き閃光の中に飛び込んだ別の色は、たちまちのうちに朱に染まり その色を塗りつぶされてしまうに違いない そんな烈風さながらの猛攻の中 決して両目を逸らさず、一つ、、 剣を死に物狂いで振いながらに一つ、、、 まるでイナゴの大群相手に剣を振るうような 絶望的に埒のあかない光景を前にして、それでも一つ、、、、 、、、、、選ぶ! その一突きを 辛うじて見えた赤い線 点が、線として捉えたその閃光こそ 男の持つ槍の柄に他ならない 「せえいっっっ!!!」 10の刺突が彼女の防御を突き抜け、その肉体を削っていく中 その1の刺突に対し剣を振り上げるシグナム バォウ!という、大気を根こそぎ持っていくような騎士のフルスィングは――― 男の槍を勢いよくかち上げ、、 「っ!? ちぃっ!!」 、、ない! 斜め下方から振り上げた姿勢が横に泳いでしまう そのあまりの手応えの無さ 霞を切ったかのような感触に歯噛みする女剣士 「ようやっと亀が顔を出したか」 そこに空気を切り、大気を割って繰り出される 刺突4連に払いで締める計五つの赤い光 ボン、ボン、という、ある種小気味の良い音がシグナムの鼓膜を震わせる だがそれは恐ろしい事に、まさに男の槍が通り過ぎた後に追随する形で鳴動する 間抜けなほどにタイミングのズレた轟音、、 「だがよ、、ちょっと見え見え過ぎだぜ、魂胆がよ!」 「っ……おのれ」 つまりそれは意味する所は一つしかなく、、 男の槍戟はその一つ一つがマッハの壁を優に超えているという結論に至ってしまう 信じられないことだが、、 (呆けたか私は……!) そしてそれは規則正しく打ち出されるゲーセンのモグラではないのだ それが戦技によって繰り出される槍である以上、男の技量に比例して 変化もすればフェイントも織り交ぜてくる それはまさに――相打ちや鍔迫り合いに持ち込むことすら困難な 触れる事叶わぬアンタッチャブル・レッド・サイクロン 「逃がさねえよ!!」 奇襲失敗の煽り、連撃にさらされ あの最強のベルカの騎士が戦前を維持出来ずに後退 押し返されるようにバックステップさせられてしまう そしてその後退よりも更に早い踏み込みで相手の間合いを犯し放たれる一撃が 下がりながらに振り払う太刀の、堅牢なアーマーの、 その隙間から針の穴を通すかのように、赤き点の一撃となってシグナムの心臓に迫る 「ぬっ、、おおぉッッ!!」 ガラ空きの左胸に今まさに突き立つ紅い切っ先を 剣持たぬ左手の手甲で力任せに薙ぎ払う騎士 辛うじて逸れた刃が彼女の鎖骨から上、、肩の肉をそぎ落とし 受けた手甲を半壊させる 肌に残していく傷はこれで20を超える 全身に刻まれた傷跡から滲む血が彼女の騎士甲冑を赤く滲ませる もはや空から強襲するどころの話ではない 先の初戦のように、とてもじゃないが敵への助走距離など稼がせてもらえない それに対し、中途半端に飛べば狙い済ましたような一撃が柔らかい腹を串刺しだ アーマー頼りに一瞬阻まれる点を死に物狂いで打ち落とし、逸らす そんな事をもうかれこれ10分弱――― 己が戦力を総動員して何とか今までは男の武と渡り合っている将であるが、、 これ以上ははっきりとジリ貧だ このまま同じ展開を続ければ自分はもはや目で追うのも億劫になるような手数に たちまちのうちに飲み込まれてしまう この強固な装甲がなければ自分は一体何回殺されていたというのか? 敵のその力、純然たる戦闘力に戦慄を覚えずにはいられない そうだ、、その戦慄と共に今、騎士の胸に湧き上がっているのは―― (こんな時でなければ……見惚れているところだな、、) それは純粋な感動だった 古代ベルカにその名を刻む 一対一では負けは無し、とまで謳われたヴォルケンリッター 無敵の剣の騎士にして烈火の将の名を冠する無双の存在であるシグナム その彼女をして、屈辱を通り越した感嘆を抱かせるほどに――― 目の前の蒼き槍兵の戦闘力、、その技能は常軌を逸していた 総合的な戦力では未だ自分が劣っているとは思わない そんな弱気な考えなど断じて持つ彼女ではない、、ないのだが、 もしこれが仮に、初めに木剣と棍をそれぞれ渡され その一振りのみで模擬戦をしろと言われたら、、どうだ? そういった試合形式で臨んだ場合 純然たる剣技のみで勝負をした場合、、 「勝てるのか?自分は、、」と直感的に思ってしまう 何せ男はシグナムが 「攻」 「防」 の動作を鎧と盾と剣を総動員して賄うのに対し その一本の細い槍のみで全てを担い しかもそれでいてシグナムを上回る戦果を叩き出しているのだ 少し打ち合っただけだが間違いない 男はこちらのような、ミッドチルダの魔道士のような フィールドもシールドも持ってはいない 本当に槍の一振りで――――このSランク騎士を圧倒している 剣士として、その技量の壮絶さ そこに敗北感を禁じえない将である (………ぬ、ぅ、、、ぐッ!?) 猛襲する槍兵がその本性を見せ始める 「はああッ!! はっはァッッ!!!!」 嬌声混じりの気合いと共に男はアクセルを終始ベタ踏み 更に、更に、加速ッ、加速ッッ!! 既に残像現象を伴うその動きは 減速という概念のコワれた暴走超特急 剣士が辛うじて往なした一条の閃光が すぐさま戻ってきて彼女の横っ腹を、首筋のすぐ横を通り過ぎていく 何とか鍔迫り合いに持込み、せめて一呼吸、、 酸素を体に取り込みたい剣士であるがその隙もない その場に踏み止まれず、得意の空からの打ち落としの機会もなく 先ほどから、じりじりと後退を余儀なくされる剣の騎士 恐らくはフェイトとの数え切れない模擬戦を含めた経験豊富な部分が ギリギリで、その速度に対応する手助けにはなっているのだろう でなければとうの昔に彼女は穴だらけにされている まさにハチの巣の言葉通りに だがそれでも対応できない部分があるのは目の前の男の速さが ミッド、ベルカ式でいう所の「スピード」とは全然違う種類のものだからだろう 即ち、最速と謳われるフェイトテスタロッサに見られる高機動型の魔道士や騎士のような 魔力出力によるアクセラレーションが醸し出す純然たるスピードではないのだ、男の動きは それは身のこなし、歩法、体捌き、フェイントを織り交ぜた気配の使い方に至るまで その他無駄の無い理想の挙動、術を突き詰めた、、 全ての動作から「余分」を削ぎとっていった末に辿り着いた戦闘技術の頂とも言うべきもの、、 恐らく 距離を決めて先に目的地に着いた方が勝ち という競争をやらせれば フェイトのスピードは男を凌いでいたかも知れない だが、これは徒競走ではなく白兵戦 技術、体術、生来持って生まれたセンスに恵まれた骨格 その全てを兼ね備えていなければ「術」というものは極められない 男のそれは―――まさに極めたとしか思えないレベルにあったのだ 先ほど、男がこちらの事を褒めていたが それは今まさに彼女の台詞だった、、 見たところ、年の頃はどう見ても30も行っていない 軽薄な口調に初めは苛ただしさを覚えたのも事実 だが、そんな姿からは想像もつかない ダイヤの如き強さと輝きを秘めた術技の結晶が目の前にあった これほどの、、これほどの戦技、、、 間違いなく生涯を武に捧げた者のみが到達し得るといわれる――剣聖の域 攻防は続く 何回目か数えるのも馬鹿馬鹿しい往なしから 槍がシグナムの左の二の腕を削っていく そこへ体を横にずらして、半身をきって踏み込む剣士 通り過ぎた槍が横に薙がれる形で彼女を追い それを剣の腹で受け流しながら更に突進する将 とにかく肉薄して間合いを潰したいシグナム 体勢も保てぬままに槍の男の間合いに踏み込む それはほとんど、剣技も何もない体当たりに近い こんなものは横に往なしてしまえば良いのだが―――男は逃げない 不動の姿勢にて 女剣士の全てを受け止め、弾き返す意を秘めたその瞳が 彼女の必死の突撃を見据える 互いに引かぬ意思 剣と槍が交錯したままに激突する肉体 ガツンッ!、とぶつかる頭と頭 両者の顔が目と鼻の先にある―― 時間にしてそれほど立っていないというのに ようやっと、、という思いが胸を締める女剣士 そう……ようやく鍔迫り合いに持ち込めた、、 「………答えろ」 数多の赤い線を掻い潜り 辿り着いた閃光の内側 台風の目となる男の懐、、 相手の槍の柄を上から剣で押さえ 今、目の前にある男の顔を真っ直ぐに見据えながら―― シグナムが口を開く 「貴様は……いや――」 それは今や到底拭えぬ 目の前の男に対する疑問だった 「貴方は何故、私たちを襲った…?」 今や荒くなった息を隠せぬほどに消耗した彼女 だが、そんな事はかまわずに騎士は問う 目の前の―― 戦技の究極の域に座すその男へと 「まだそんな事言ってんのか? いい加減、白けるぜ、、」 「いや、言わせて貰う……こちらには貴方のような者から命を狙われる謂れはない これほどの槍の使い手、さぞや名のある騎士と見受ける そのような者が、心から外道に付き従っている筈が無い、、、……何故だ?」 その胸に去来するは一人の悲しき宿命を負った騎士 ジェイルスカリエッティによって全てを奪われ、傀儡と化し 己が理想を、友との友情を求めながらこの剣にかかって死んでいった男の姿だった 目の前の男の態度、、 初めは何の悲哀も映しているようには見えなくて 新たなナンバーズ……ジェイルスカリエッティの開発した戦闘機人の新型か何かかと思っていた だが違う、、、 目の前の男は断じてそんな、こちらの見知える類のモノではない 剣を交えた騎士の直感でわかる 知らず彼女の口調にも畏敬の念が篭ってしまうほどの、、それは偉大な何かだ 一見ふざけた態度のその奥にあるモノ 交えた刃、かわした数百合は決してウソをつかない その根底にある戦士としての輝き、、魂は誓って――ーテロリストなどに組する者のそれではない 「名のある、か…… まあ、あるっちゃあ、あるんだが――シィッ!!」 これほどの男が何故、ジェイルスカリエッティ、、 あの人の命を弄ぶ外道に仕えているのかという疑問がどうしても拭えない この局面、それを口に出すにはいられないシグナムのその頬を――紅い閃光が通過した 「くうっっっ、、!!」 更に半歩、後退を余儀なくされる騎士 その凛々しい顔の右頬に…・・・くっきりと赤い痕がつく 「外道とはまさに言い得てズバリだが――別に珍しい事じゃねえだろ? 手違いで、いけ好かねえ主に召し上げられるなんてのは この世知辛いご時世じゃ、そこらで起きている事だぜ」 「ならばやはり本意ではないという事か? 話してくれねば分からぬ事もある……剣を交えるのはそれからでも遅くはあるまい?」 「………」 ここに来て一転、怪訝な表情を浮かべるランサーである 「おい、まさかお前――ビビってんじゃねえだろうな?」 「見損なうな………そうではない、、 貴方のような使い手にはそうそうお目にかかれるものではない 故にだからこそ有象無象の無頼として、ただの犯罪者として相手をしたくないだけだ」 かつて全次元を恐怖に震わせた闇の書 その守護騎士の一人であった猛将も、今は法を守る時空管理局の一員である そして管理局局員はその任務上において犯罪者と相対した場合、出来得る限りの対話をしなくてはいけない いや、、それはどの法的機関でもそうであろう だが戦いの最中において対話を成立させるという行為は傍で見ているよりも遥かに難しい 特にこうした一対一の戦いにおいて コンマを奪い合う刹那の域で 呼吸一つ、瞬き一つが戦況を左右する中で 己を空に溶け込ませ、相手の乱れを誘い、その知覚を上回る一撃を叩き込むのが達人同士の戦いであるにも関わらず、、 そんな中、言葉を吐くというのは当然 闘いにおける呼吸や集中力を霧散させてしまう行為に他ならないであろう ならば今まさに驚速の刃が飛び交う中で悠長に話しかけるなど出来よう筈もない シグナムのこの行為は、自分の首を絞めているようなものだった それでも、、 「かぁ、、、面倒くせえなぁ……御行儀の良い騎士様は」 彼女は惜しんだ 意見の食い違ったままにつく決着に納得のいくものなど無い―― そう教えてくれた、とある事件の事を脳裏に蘇らせながら…… 彼女は槍の男を真っ直ぐ見据え、その解答を待つ 「別にな、喋るなとは言わんが……お前さんも騎士なら 良い勝負の途中で敵に中断を促すような真似するんじゃねえよ」 槍の穂先を向けながらに叱咤するランサー 声にはその女騎士に対する失望の念がありありと籠っている 「敵……」 明確な敵意を持った――相手の意思 これほどの男が、はっきりとこちらを「敵」と明言した ―――あまりにもあけすけで ―――それでいてはっきりとした答え それでも釈然としないシグナムに対し、ち…と舌打ちするランサー 男には無抵抗の相手を突き殺す槍など持ち合わせていないし そんなつまらない結果は望んでいない 「強敵と刃を交えるのは光栄な事だ、、正直心が躍る 中断する気は無いし、決着は今ここで必ずつけよう だが槍の戦士よ、、剣を交えるにせよ……まずは立てるべき筋というものがあると思わないか?」 「は、……あくまで引かんか だが生憎と戦場で弱い奴と語る舌はねえ」 騎士の道理など些細な事と切り捨てるランサー 事実、男にとって襲う理由や真情など本当にどうでも良かったのかも知れない ―― どうせあのクソ神父の事だ……口にするのも憚られる、ロクな命令じゃないのだろうから ―― そんな事に気を揉むよりも男はとにかく戦いを欲していた 渇望する魂は言葉などでは癒せない サーヴァントが唯一、その身の置き所に誇りを感じる事があるのなら それはもう血潮飛び散る戦場以外に有り得ないのだから 「力を示しな、そうすりゃ口から何かしら零れるかも知れねえよ」 あくまでこのまま戦闘続行を促すランサー そこまでして秘匿したい内容なのか、、 刃と刃でならば、あそこまで豪壮に互いを交換できる両者であるのに 言葉ではまるで歩み寄りを見せない二人 釈然としない―― そんな思いから 振るう剣にいつもの業火の如き猛りを乗せられないまま 相手の男に対し構えるシグナム ――――――、、、、、、、、、、、その時 「―――――、、、、、」 「………っ!!?」 将の全身に衝撃が走った 見開かれた顔に大きく張り付いた驚愕 あ、、と声が漏れた口が しかしそれ以上の言葉を発する事無く 中途半端に開かれている (い、今のは…………?) それは、、、どこから聞こえてきたのか? 遥か南東 ここから見えるのは鬱蒼と茂る森 そこから―――― それは、、、何だったのだろうか? 山は山彦という、音が残響として残る現象があり その残滓が確かに彼女の鼓膜を揺らした が故に聞こえた――― それは断末魔じみた悲鳴―― 一体―――誰の、、、? 「テ、、、、、、」 半ば呆然とする思考が…… 今、火をくべられた暖炉のように燃え盛っていく (テスタロッサっっ!!!) そう、、決まっている この場において 将の耳に覚えのある声を放つ者など………一人しかいないのだ 今、まさにこちらと別の場所で戦っている戦友 フェイトテスタロッサハラオウン、その人の声以外には有り得なかった 歯噛みする騎士 焦燥に駆られるその思考 (まさか……そんなバカな、、) あの皆が、何より自分が認めている6課の双翼 ライトニング隊長――閃光と称された最速の魔道士が、、、 ――― こんな僅かな時間で ? ――― 「向こうは終わっちまったかな…」 目の前の男がポツリとそんな事を呟いた それは、今の声が幻聴でない事の何よりの証―― シグナムの髪が逆立ち 元々の薄い赤毛が今や 真っ赤な炎のように揺らめき出す 「………、、」 もはやモタモタとやっている暇も余裕も一切ない 「―――へぇ……良い顔になってるじゃねえか」 男がその相貌を横目に見てニィ、と嗤う 「レヴァンティンッッ!!」 烈火の将が相棒 その一振りの魔剣に一気に魔力を込める そしてそれでは足りぬとばかりに ベルカの結晶=カートリッジシステムがせわしなく稼動し 撃鉄音と共に薬莢の落ちる音が三つ――― 途端、騎士の女性のポニーテールが 否…全身の襞垂れが魔力の奔流と共に翻る それは宙を焦がす炎となって シグナムの剣に集約され、纏われていく 凄まじい気迫と熱気 ここへ来て三段ほどギアを跳ね上げたのが傍から見ても分かる 「本当に殺してしまうかもしれん… こうなった以上は後戻りは出来んぞ、、」 怒りに震える炎の剣士の口からは もはや一切の甘さも焦燥も感じられない 怜悧にして底冷えのする声が響く そんな騎士の様相を前にして 男の顔にも感極まったような笑みが灯った 「遅えよ――」 飄々とした口調はそのままに 槍を体の周囲で10ほど回転させたのは手慣らしのためか、、 何にせよ、それは中断された場を再び動かすためのゼンマイを捲く行為に似ていた そしてピタッと後方に抱えたまま 相手の騎士の正中線を見据えたままに、 「始めっからそのつもりでぇ! 来やがれってんだッッッ!!!」 猛々しく吠えるランサーが再びこの場に赤き旋風を作り出す 烈火の剣と春雷の槍 その苛烈な戦いは、、、 まだ始まったばかりである ――――――
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【作品名】 魔法少女リリカルなのは 【ジャンル】アニメとか設定資料 【参考】http //goronka.tirirenge.com/works/w_LilicalNanoha.html 【共通設定・世界観】 デバイス:この作品における魔導師やヴォルケンリッターの武器の総称。 ベルカ式カートリッジデバイス: 儀式で圧縮した魔力を込めた弾丸を用いて瞬間的に爆発的な破壊力を得ることが可能なデバイス。 形態が3つあり、形態変化にはカートリッジを1つ消費。形態変化に1~数秒程度かかる。 闇の書: ロストロギア(オーバーテクノロジーによって滅びた世界の遺産物)の一種。 使用者と融合することで力を発揮する融合型デバイスの一種。 ヴォルケンリッター: 闇の書の守護騎士。闇の書のプログラムが人の姿を取った人外の存在だが闇の書とは独立に存在。 バリアジャケット: 魔導師やヴォルケンリッターが戦闘時に装備する防護服。戦闘中は全員常時装備している。 以降、バリアジャケット装備時の(防御魔法なしでの)防御力を素の防御力として扱う。 リンカーコア: この作品での魔導師等の魔力の源。抜かれると魔法が使えなくなるがしばらくすると回復する。 これを抜き出せるキャラもいるが、魔法の原理等が違うためこのスレでは意味がないだろう。 【名前】フェイト・テスタロッサ 【攻撃力】 プラズマランサー:無数の電気の槍を撃ちだす。誘導性能有り、一瞬で数百m程度飛ぶ。 威力AA相当なので200メートルの爆発より強いなのはのディバインバスター以上の威力 ジェットザンバー:結界・バリア破壊効果を持つ。まず物理的破壊力を持つ衝撃波を放ち、 次に形成した刃(魔力刃)を振るって斬りつける。 振るう時には魔力刃が1000m程度のびる。魔力と物理の複合四層式バリアの最後の一層を切り裂き 200~300m程度の大きさの闇の書の暴走体を真っ二つにした。 サンダースマッシャー:直径3m程度の電撃のビームを放つ。射程数百m。一瞬で数十m飛ぶ。 溜め数秒。ディバインバスターとぶつかってある程度持ちこたえられる威力。 【防御力】なのはのディバインバスター(200メートル爆発よりつよい) ぐらいは耐えられると思われるユーノの結界を貫通した爆発に巻き込まれても平気 100m程度の高さから剣撃で叩きつけられビルの奥底まで貫通するが無傷だった。 ラウンドシールド:直径1.5m程度の円形の魔法陣を盾にする。 防御魔法で減衰していたとはいえ、数kmの爆発に耐えられる強度。 【素早さ】飛行可能。10mくらいまで迫った秒速100~200m程度の魔力弾4発から2,3秒ほど 逃げ続けていられるので最大で秒速100~200m弱で飛行可能。そのスピードで近接戦闘可能。 数十mの距離から飛んできた秒速100~200m程度の魔力弾に対してラウンドシールドで防御可能。 なのはとフェイトに対して一瞬で200~300m程度進む魔法がそれぞれ20~50cmくらいの距離から 一瞬間をおいて約10発迫ってきても数m先にいたなのはを連れて回避することができる。 音速で動ける設定 【名前】シグナム 【属性】守護騎士ヴォルケンリッター、人外 【大きさ】成人女性並み 【攻撃力】1mちょいの剣レヴァンティン装備 フェイトの杖と打ち合って斬れる 紫電一閃・・・フェイトのラウンドシールドを破れる炎属性付き斬撃。ため1~2秒 フェイトはこれを受け止めたが100m程度の高さから剣撃で叩きつけられビルの奥底まで貫通 魔力を炎熱変換・・・30mほどの距離からのプラズマランサーを相殺 シュツルムファルケン・・・弓形態に変化させて放つ矢 設定では音速 着弾時に30mぐらいの爆発が起こる。剣→弓→矢発射まで数秒。 撃つ時に「翔けよ、隼!」とか言ってるがこれはただの掛け声であり詠唱とかではないもよう。 なのはのエクセリオンバスター(数キロ爆発より強い)で破壊可能なバリアを破った。設定上音速、射程50~100m ちなみにエクセリオンバスターはなのはWiki(アニメ2板のなのはスレのテンプレ)によるとバレルショット=最大火力らしい 【防御力】プラズマランサーを棒立ちで受け傷つかない サンダースマッシャーを食らっても目立った外傷無く戦闘可能 バリアジャケットと同等の性能の騎士服を着ており、 火災現場でも平気なくらいの温度耐性と空間をつなぐ攻撃に耐性を持つ 【素早さ】飛行可能 フェイトを圧倒する戦闘速度 8話での会話から、長距離の飛行ではフェイトが速いらしい。 【特殊能力】弓形態への変形は1~2秒程か 【長所】フェイトより強い 【短所】3期では味方なので機械レーザー反応が使えない 【戦法】紫電一閃。駄目そうor遠いなら空飛んでシュツルムファルケン 参戦vol.5 150 282 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2011/12/09(金) 22 27 29.19 ID 8D5eany6 シグナム考察 反応は0.0025秒、200m爆発以上の防御、数km破壊級の威力がある斬撃。防御超音速戦闘の壁上から ○○:高町美由希>レヴィ 紫電一閃勝ち △:シエル 当てれない倒されない △:神楽 当てれない倒されない ○:ロベルタ 紫電一閃勝ち ○:加賀愛 耐えてシュツルムファルケン勝ち ×:グゥ 攻撃に溜めがあるため、ステッキ負け ○:ウルリカ 紫電一閃勝ち ○:妲姫 電撃と炎に耐性あるのでシュツルムファルケンで範囲攻撃勝ち ×:工藤卑弥呼 香負け ○:西澤桜華 相手の攻撃は効かない。移動速度はそれほどでもないので範囲攻撃に巻き込めるか ○:桜リオレイア シュツルムファルケン勝ち ○:戦場ヶ原ひたぎ(OP映像1)シュツルムファルケンで削り勝ち ○○○:オジョウカ>v-13>ライチ 素早さ負けてるが、相手の攻撃は効かない。範囲攻撃勝ち。 ○○:黒谷鏡=ココロ 記憶操作効かないし、紫電一閃勝ち ○:暁美ほむら 相手の攻撃は効かない。相手が魔力切れしてから紫電一閃勝ち ○:ユノ 範囲攻撃勝ち ○:羽入(祭)相手の攻撃は効かない。紫電一閃勝ち ○:秘女乃 耐えてシュツルムファルケン勝ち ×:ヒロ 溜めあるのでゲートオブヘブン負け ここから大きさや攻防が上がってくるし、超攻防の壁は厳しいか 攻撃に溜めがあるのが痛い ヒロ>シグナム>秘女乃
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CV:清水香里 初出:魔法少女リリカルなのはA s 防御力 高い Lv3スキル クロスレンジパワーLv3 シングル解放条件 初期解放 クロスレンジでは高い攻撃力と長いリーチ、ロングレンジでは出の速い中距離攻撃を持つ烈火の将。 フェイトと同じくアクセルでの消費MPが少なく、標準キャラの半分の消費で済む。 前作からの変更点 飛竜一閃の性能・演出が一新されて扱いやすくなった シュランゲバイセンの性能が変化した 空牙・穿空牙のダメージがかなり控えめになった ロングレンジ魔法 操作 魔法名 解説 □ 空牙 横薙ぎの斬撃を放つ □(長押し) 穿空牙 横薙ぎの斬撃を放ちつつ大きく踏み込む △ 飛竜一閃 炎を砲撃のように飛ばす △(長押し) 飛竜一閃 炎を砲撃のように飛ばす ○ シュランゲバイセン 伸ばした剣で攻撃する ○(長押し) シュランゲバイセン 伸ばした剣で相手を引き寄せる □:空牙/穿空牙 通常 1hit 2.87% 約17m 「空牙!」 長押し 1hit 2.87% 約17m 「穿空牙!」 空牙 横に広い剣閃を飛ばす中距離技。砲撃判定。 発生・弾速・射程ともに優秀。ミドルレンジの牽制に活躍する。 威力はかなり低く、相手の動きを制約しクロス戦へ持ち込むための技。 穿空牙 踏み込んで斬り払う突進技。クロスレンジコンボへ派生可能。 ただし、初段で浮くため一部のコンボは最後の一撃が命中しない。 □△△追加時16.67%、△△追加時16.35%、△○追加時10.32%、○追加時8.05% 前作にあった対射撃アーマーは無くなった。 △:飛竜一閃 通常 1hit 9.31% 「飛竜一閃!」 長押し 5hit 16.60% 「飛竜一閃!」 炎の砲撃を放つ技。弾速が遅く誘導がある。 誘導は貧弱なので、距離が離れていると横移動だけで避けられてしまう。 反面、方向修正は優秀で距離が近いと一転避けにくくなる。 慣性撃ちなどで接射になると、アクセルターンで背後に回りこんだ相手にさえ当たる事も。 終わり際をキャンセルしてロングレンジ魔法を出せるが、連続ヒットするものは無い。 ○:シュランゲバイセン 通常 5hit 9.19% 約25m 「はーあ!」 長押し 引き寄せ - 約29m 「はーあ!」 連結刃を伸ばす攻撃。 方向修正が弱く誘導も無いため当てにくい。 浮いた相手(吹き飛ばし)に当てた場合、ダメージも引き寄せも発生せず相手を落としてしまうため連続技にも使えない。 成立時以外はいつでもアクセル・ガードでキャンセル可。 通常版 ダメージ技。 他の2種のロング魔法と比べて威力・発生の両面でバランスが良く、ミドルレンジの反撃あたりが用法。 上述の通り方向修正が甘いので、砲撃など相手の動きがしっかり止まるところを狙いたい。 成立時は終わり際をロング魔法でキャンセル可。 繋がるのは空牙と近距離でのシュランゲバイゼン。補正で威力が低く旨みは乏しい。 相手に当てるとキャンセルが効かなくなるので、撃ち合いなどの状況で当ててしまった場合自身の被弾に繋がってしまう事がある。 長押し版 ダメージがなく相手を引き寄せる技だけの技になっている。 ガード可能だが、されても相手を引き寄せる。 発生が遅くなり、ますます当てにくい。 クロスレンジ リーチが長く、約4.45mの距離から届くアタック初段は強力。 □□や△フィニッシュは硬直が大きく、ガードされると反撃を受ける。 それぞれの部分で止めたり出し切ったりはしないように。 アタックの判定は強めだが若干発生速度は遅いので密着付近での立ち回りは慎重に。 ブロックの直当ても食らいやすいので基本的にはリーチを行かして相手の射程ギリギリ付近で空振りを誘えるように戦えると理想的だろう。 リーチの長さ故に起こりにくいが、空振り時も隙が大きめなので確実に当てていきたい。 基本コンボ □□□ 9.49% ダウン □△△ 14.92% ダウン □□△△ 15.23% ダウン □△○ 8.88% 吹き飛ばし □□△○ 10.06% 吹き飛ばし □○ 6.61% 吹き飛ばし □□□ ダウン。 互いの左右位置関係が入れ替わる。 ヒット数・MP回収率が高い。 □△△/□□△△ ダウン。 安定且つ高威力。 □△○/□□△○/□○ 吹き飛ばし。 フィニッシュのダウン値がやや高い。 特殊技 種別 解説 威力 射程 効果 台詞 EXアタック 煌竜 8.33% 約5.5m 打ち上げ 「煌竜!」 キャッチ シュランゲ斬撃 10.51% 約2.4m ダウン 「はぁぁっ!」 ブロック 鞘斬り上げ 5.75% 近接攻撃 ダメージ 「迅雷!」 EXアタック 射程が長く、さらに相手を打ち上げる効果がある。 非常に大振りで発生が遅いため、使いづらい。 ブロック 成立時はアタックに派生可能。 △△(19.23%)or△○(13.19%)or○(10.92%)に繋げる事ができるため、ブロック成功のリターンは大きい。 キャッチ リーチも長めで威力・MP回収もそこそこなのだが発生が遅く判定も弱いため無闇な使用は危険。 特に空振りした時の隙は非常に大きく無防備な時間を長時間晒すことになるため、アタック以上に必中を心がけよう。 FDB「シュツルムファルケン」 トリガー 射程 ヒット数 命中時威力 FD発動で吹き飛ばしてトリガー 鞘突き 約4.6m 4hit 42% 可能 威力は標準キャラより微妙に控えめ。バーストコンボで入れる場合は□□L(28.70%)が簡単。 □Lはコンボとしてはつながらないが回避は困難で、補正が入らない分フルダメージで入れられるなど利点も多いので使い分けていける。 主な立ち回り 基本的には前作とほとんど変わらず。中距離でうろうろしながら空牙で牽制していく。 空牙の届かない距離では攻め手にかけるが、持ち前の機動力で相手の牽制技を回避しやすい上、 EXガードも楽にとれるはずなので問題にならない。飛竜一閃が実戦レベルで使えるようになったのも大きい。 穿空牙は対射撃アーマーが無くなったため、相手の大きな隙に差し込む場合やEXガード後の反撃以外には控えた方が無難。 クロスレンジ内ではリーチの長いアタックを軸に、EXアタックの先端当てやブロックを混ぜていく。 前作から火力が大きく低下したが、相対的に見ればまだ高い方なのでESAも織り込んでいくと効果的。 「シグナム」ページへのコメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 書いてないので念のため 穿空牙から近接へ連携可能 ただし穿空牙で相手が浮くため□□□は空振る -- (名無しさん) 2011-12-26 19 00 46 アクセル消費 フェイトと同じく4%確認 -- (名無しさん) 2011-12-25 11 49 12 コンボ情報は「コンボ一覧」ページへ移動しました -- (名無しさん) 2011-12-25 02 46 33 ロングからの『穿空牙キャンセル○→穿空牙キャンセル△△』 初段の穿空牙をキャンセル△○でも繋がるけど、それだと最後の紫電一閃がカス当たりする確立大なので○のみで安定な方を。 -- (名無しさん) 2011-12-24 18 06 04 『EXアタック→□○→穿空牙キャンセル△△』 煌竜が受身取られるかもしれないけど結構ダメージ高め -- (名無しさん) 2011-12-24 18 03 47 とりあえず基本コンボ『□△○→穿空牙キャンセル△△(紫電一閃) -- (名無しさん) 2011-12-24 18 01 40 発生が高速化したためか、前作で繋がらなかった気がする□△○からの溜め無し飛竜一閃が確定で入る。中距離戦の択が増えたな -- (名無しさん) 2011-12-23 13 24 20 何故か消されてるんでもう一度。レヴァンティンのカートリッジチャンバーカバー(?)の位置が鍔を挟んで反対側になってる。勝利シーンなど一部では正位置になってるが何故なんだぜ? -- (名無しさん) 2011-12-23 13 21 46
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シグナム 剣の騎士・烈火の将と字されるフタバ王国軍所属の騎士。 その手に握る、魔剣レヴァンティンは、ベルカ式と呼ばれる特殊な魔術を使っており カートリッジ(魔力を篭めた薬莢)を装填、ロードすることで瞬間的に爆発的な 魔力ブーストを可能にしている。形態は剣・連結刃・弓の3種類。 その鞘も強固で、鞘と剣での擬似的な二刀流も使いこなす。 鞘には、魔力を増幅する機能もあり、ロードした剣を鞘に戻し、 魔力を更に高めた状態で放つ剣技は、まさに烈火の如し。 出典:魔法少女リリカルなのはAS 【所持金】 不明(警護団の給金、いくらくらいなのかな?) 【所有アイテム】 無し 【スキル】 レヴァンティン形態変化 長剣、連結刃、弓の三形態に変形可能。 長剣、連結刃を使用しての中近距離戦が主体。 カートリッジロード 予め魔力を篭めたカートリッジを、ロードすることで 瞬間的に、レヴァンティンの刀身に力を付加する。 Panzer Geist(パンツァーガイスト) カートリッジを消費して、全身に対攻撃魔術結界を張る。 Stellungwinde(陣風) カートリッジを消費し、レヴァンティンの刀身で 直接攻撃魔術を打ち落とすor打ち返す。
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スレ住人の皆様 ドラゴンボール系単発SS 288氏 ドラゴンボール×なのは 320氏 ドラゴンボール×なのは 其の二 375氏 リリカルなのはZ 376氏 無題(仮) 377氏 無題(仮) 410氏 無題(仮) 411氏 無題(仮) 二代目スレ123氏 無題(仮) 二代目スレ147氏 無題(仮) 二代目スレ149氏 無題(仮) 二代目スレ301氏 無題(仮) 三代目スレ446氏 もうひとつの無印なのは~天下分け目の超決戦なの 同氏 次回作 リリカルなのはZ 三代目スレ546氏 劇場版リリカルなのはZ とびっきりの最強対最強なの 同氏 劇場版リリカルなのはZ 復活のフュージョン!なのはとフェイト 同氏 劇場版リリカルなのはZ 龍拳爆発!なのはがやらねばだれがやる 同氏 劇場版リリカルなのはZ 次回策予告 四代目スレ6氏 単発ネタ 同氏 単発ネタ2 四代目スレ62氏 劇場版リリカルなのはZ~極限バトル!3大スーパー魔道師 四代目スレ130氏 劇場版リリカルなのはZ~激突!100億パワーの魔道師なの 四代目スレ278氏 もうひとつのなのは~魔道師襲来編、宇宙一の強戦士魔道師目覚める 四代目スレ362氏 ベジフェイト 五代目スレ160氏 なのは感動の?最終回「さらばなのは!また会う日まで」 八代目スレ69氏 新OPとそのアニメーション 八代目スレ316氏 ヴィヴィオが拉致された後の展開 同氏 17話のギンガのシーンで何があったか 八代目スレ481氏 かっこいいシグナム 八代目スレ553氏 あれ風ななのは次回予告 十一代目スレ131氏 宇宙一の強戦士サイヤ人目覚める~ミッドチルダが終わる日~ 十一代目スレ446氏 あれ風ななのは次回予告 十七代目スレ448氏 妄想ナンバーズの次回作での活躍 五十五代目スレ241氏 魔法少女リリカルなのは。超戦士は眠れない TOPページへ このページの先頭へ
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{ _. - " ̄ ̄ `ヽ、__ _ __ヽ / \====ミ ⌒> ′ '^ヽ、 }ハ '´「\ / \ r Y'|、 丶./ | \ 、 V´r' | ヽ ',l / / ハ. 、\\ヽ> ∨ | `、| ./'l ,' l ||∧ ト、>示| |^l∧ ',|/ | | ハ | rr.ミヽ ヘ.' Vzリ }ハ | / ', i | | V∧V〉 \ | |'__. i l ヘ∧ | ハ ′ _ /| レヘ i i \ ト、 |> `、__,/x'| l 〉_.i ,'. ヽl/| | / | l lノ /,-  ̄` ‐-、. / |「ハ! イ | | / ' .,/ __| V | | | | 丶、 /´ 〉 ノ ゝ- 〈〈. l ヽ_ / }/≠≠ fニヾ j / `、 ステータス 備考 [ステータス] 名 前 泉 シグナム レベル 職業 非冒険者 格闘家 称 号 称号名 説明 『泉流剣術伝承者』 家に代々伝わる剣術と魔剣を受け継ぐ剣士 『烈火の将』 燃え盛るような激しい闘気を纏う戦士の称号 『講師:戦士』 戦士技能の教授を行える 『天然』 何事もあるがままに受け止める性格。裏を返すと騙されやすい 『ウェポンマスター』 あらゆる近接武器に精通し、どのように活用すべきかを心得ている。 『まるで駄目女』 略してマダオ。日常生活に関しては完全なズボラ 『幽霊怖い』 得体の知れないものに恐怖を覚えるが、何故かアンデッド・悪魔系モンスターには問題なく対峙できる 装 備 部位 アイテム名 説明 武器 『レヴァンティン』 泉家に代々伝わる姉妹剣のうちの一振り。高い切断力を持つ。可変能力があり、両手剣と連結刃の鞭剣の二形態に変形する。高い火属性魔力を帯びており、軽く闘気を込めて振るだけで熱波が散る。(武器以外は訓練用の甲冑もしくは胴着のみ。) 技 能 技能名 MP消費・弾数 説明 『見稽古:偽』 不明 本来は習得していない汎用的な戦士技能を一時的に使用および教授することができる。シグナムのそれは先天的なものではなく、厳しい鍛錬を積み重ねた経験によるもの。 『紫電一閃』 不明 闘気の炎を噴出し、敵を一閃で斬り伏せる。敵の防御を貫通してダメージを与える 『飛竜一閃』 不明 金闘気の烈風を繰り出し、後衛まで届く斬撃を繰り出す。 『風刃閃』 不明 剣圧で竜巻を生み出し、中距離一帯をなぎ払う範囲攻撃 『火竜一閃』 不明 闘気の炎を烈風に乗せて焼き尽くす大技。威力も高いが消耗も隙も大きい 『光刃閃』 不明 極限まで闘気を高め、閃光と見紛う剣速で一刀両断する。必中、防御および防御技能貫通効果あり。 『追撃:シュランゲバイセン』 不明 通常攻撃成功時に追撃し、魔剣を鞭状に変形させて追い討ちする 『心眼:達人』 不明 接近物理攻撃を受けた時に中確率で発動、剣で受け流してカウンターの一撃を叩き込む 『スーパーアーマー』 不明 闘気の障壁で射撃攻撃のダメージを減殺し、怯み状態になりにくい [備考]
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目次 シグナム(エーカラヴィヤ)略歴 人物 生前ステータス FGO召喚時台詞一覧シグナム(アーチャー) シグナム(エーカラヴィヤ) ,' \ヽ `ヽ 、 ,' \Y、 ', \、 ,' { ヽ、 .|.} ,' .ヽ、|ヽ |. ', ,' Y ゝ ', ,' ヽ,/ } ,' / ヽ .i ,' | i .| ,' ├┐| .} ,' __ ||| .| ,' /ニ  ̄ |||--´ ---、. , -,'‐‐ .´ --、ヽ、 V〃、`‐‐、 /-‐ ≠,'、 ,'/ヽ, ,,, .} 、ヽヽ l-'≠-、 ∧ ,____/,'_L´‐ /{ゞ、,'/,、 ||//||.,、ヽi `ヽ‐‐ヽヽ__ヽ、 ゛7エ_≧≧>--,'ミ.| ,||./ /ヽ,|/ | ,、 |=/ ヽ‐‐‐┘ ヽ {ヽ____{L }三_}====≠=============================={三三三三三三三> |ヽ、 ゝゝ ./ヽ',` ー‐ヽゞ|| | /`} ̄ | | ,__-、‐‐、__/-l′ | | ヽ--′| ┌',|/ ゞ ̄.{ / ヽ/--/-',__/-'‐'´ |┤ , ----- | | |_ ヽ|/.', フ´ヽ ヽ/ ___/ `" ┌r==≠/フ´′ | | `T,イ エ', ヽ、 `l、 ヾ≠',‐´ /. | | | { ≠ ', __ノヽヽ /ヽ ,ゞ≠__=-′ | | .|./7‐rヾ' ┌---L\ / |||ヽ-, l l l /‐テ、≠/',ニ_`/ `. ||| | | | | | '、-ゞ ヽ',‐´ `ヽ 、 ├┘| | i i | レ'´/`'´、', __、 `ヽ 、 ! | }. | | / ./>T=_',-| `ヽ、 `ヽ、 ヘ / ,′ | / ./ヽ/| ≠ ',ヽヽ___`ヽ/  ̄`ヽ / .} / // ./ |.| r`ゝ ',ヽヽ `ヽ、 `ヽ,J ,| .,′ く , ' _// .|.| `| ', ヽヽ `ヽ / メ .| / / /´ / |.| r',´' |', ヽ ヽ `ヽイ// |/ 略歴 人物 生前ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 属性 A A A+ A 中立・中庸 保有スキル 神弓の担い手:A+ 戦闘時相手のこのスキルより低いスキルランクのスキル分筋力、敏捷を上昇する戦闘時勝利したステータス分だけ勝率を上昇する 聖賢の弓技:A++ ドローナより指南を受けた弓術の腕前、相手がこのスキル以上のランクの武芸スキルを保有しない場合、30%の確率で相手が即死する マントラ:A 真言による、特殊な魔術体系、Aあれば武人としては破格のスキルを持つといえる 後天の良体:- 生まれてからの弛まぬ鍛錬の結果として、戦士としての最高の肉体を手に入れた天性の肉体の互換スキル怪力、頑強を内包し、敏捷を1ランク上昇する 梵天よ、地を覆え:A+ 武芸の大奥義、ブラフマーストラの大投擲なお、宝具ではなくスキルとして登録される対軍以上の宝具か対軍に被害を与えるスキルを持たないものに50%の確殺判定を行なう FGO召喚時台詞一覧 +... シグナム(アーチャー) Grand summon 召喚 「サーヴァント、アーチャー。いつの時代にも、わが師こそが最強であると 知らしめよう、いざ行くぞ、マスター・・・!」 Synthesis 霊器再臨 1 「まずは一つ、師に授かったマントラを使えるようになりました、もっと力になれるでしょう」 2 「着替え?いえ、この鎧はドローナ師から授かった大切なもの、手放すわけには参りません!」 3 「師より授かった、聖賢の弓技をお見せしましょう、インドのアーチャーとして恥ずかしくない働きを約束します」 4 「え?剣も使うのか?ですか?武芸について、恥ずかしくない程度には師より教わっています。ブラフマーストラを使う戦士たるもの、弓だけでいいなどとはなりませんよ?」 絆 Lv1 「我が師に曰く、勝つべき時には徹底的に勝つ、然る後慈悲を与えるべし、順番を間違えないことです、マスター?」 Lv2 「我が弓はドローナ師に基を得たもの、かの授かりと施しの英雄と源流を同じくしているのですよ?」 Lv3 「え?弓の腕前? ふふふっ、授かりの君にも劣らぬと自負しております」 Lv4 「我が師?ええ!素晴らしい方です!まさに武の化身と言えるでしょう!」 Lv5 「天上にある神々にかけて、あなたに勝利を捧げましょう、マスター」 好きなこと 「鍛錬です!師とのものなど効果カ的なものほど良い!」 嫌いなこと 「分不相応な武器を持つものですね!名手の手にあってこそ名弓、名剣は輝くのです!」 聖杯への願い 「今度こそ師のお役に立つことですね。あまり願うものではありませんか?」 ブラボー所持時 「我が師がいらっしゃるのですか!? 是非とも稽古を受けなければ!マスター!何をしているのです!厄介ごとが起こる前に稽古をつけてもらいますよ!」 アルジュナ所持時 「授かりの君、相変わらず素晴らしい腕前・・・神話で並び称されるのが恥ずかしくなりそうです・・・!」 カルナ所持時 「施しの君!なぜそんなよくわからない槍など!ヴィジャヤはどうされたのですか!パラシュラーマ師から授かったという神弓を用いていただきたい!」 ラーマ所持時 「理想王!我が師も敵わぬかもしれぬと言っておられました!是非稽古をつけていただきたいものです!」 エミヤ所持時 「む、私と同じタイプのアーチャーか!私よりも燃費はよさそうだな・・・手合わせ願いたいものだ・・・マントラの奥義をお見せしよう・・・!」
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__ / ゝヽ \ \ _ `v ´ ‐ 、 k . ヽ ヽ ´´ ̄ ,、 ヽk .、 ヘ ', | 丶 ヽ ヽヽ ヘ i ´ / | l i l ヽ ヽヽ ヘ \\ i | / |; ; l .| ', | ', ヽヽ ,≦_ | |ヘ,'ヽ \ゞ .| | | | ',|、',ヽヽ ', .〃泛.}´/,'|/、ヽヽ / | ,′ { | ', 、孑弋ゝ ヽ.´ .ゝ´〃 | |. ',ヽ',/ ,'/ ', ハ ヽ ヾ乂シ ヽヽ /.,| | | | //, --- 、 .ヽ ヽヽ .|ヽ人 .` _ `┌‐┤ .!-, | .| / `ヽ、_____ ゝ_\ゝ | >.、 _ ,入∨ /.∧Ll/ /} ` | | _ / .ヽこ -ゝ,' /‐‐‐┤ ___/ | ,_ -‐ '´` > 、 ', |/,ヘ--‐| /. // .{ l´ __ ,≠<´ __>‐‐| ゝ|´、.ヽ .|ヽ 〃 ! | /,.メ<、 .> 、._>´ / ./ゝ.|-ヽヽ /| \ .ヽ ___/__/ > 、 _> 7 _/ .// . | ≠ / ヽ|__ /><、 `ヽ./;;;;;;;;;;;;;ヽ _ _ ヽ ,′ /- 、 ,/ / .∠== ,' ┌ // ` ヽ、>´;;/;;;;;__;;;;;;;;;;;;ヽ、 ,>'´ | L_,--‐;;;;;;;} ./ / \ .i "゙Tr<、 ./--/;;;;;;;//;;;;_;;;;;;;;`ヽ |__ _/ヽ };;;;;/ ,' | l ||.,' `>..、', |`ヽ//;;;;;//;;;;__;;;;;;} へ、| ̄;;;;;//;/ / / _斗{ ! l l.l`ゞ./_;;;;;/、>、/ / .>≠‐'´ .′ /\ / ヾホ、 }_.ゝ___| ,' ゝ´ `ヽ/ `> 、 名前 シグナム 原作 魔法少女リリカルなのは 出演物語数 2&アバター 八代目アバター、傭兵八雲二部から大陸開拓記でアバターを務めた。 亜バター聖杯戦争~狼牙風風伝~ ライダーのサーヴァント +ネタバレ注意 ネタバレはここに書く バジリスク~伊賀身代帖~ 甲賀忍者の一人 +ネタバレ注意 ネタバレはここに書く
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第9話「仮面の男」 「タリャアアァァァァッ!!」 「グゥ……ッ!!」 M78星雲、光の国。 その訓練場において、二人の赤い巨人が対峙していた。 真紅の若獅子ウルトラマンレオと、その師ウルトラセブン。 レオはセブン目掛けて勢いよく拳を繰り出すが、セブンはそれをタイミングよくガード。 そのまま、セブンは拳を打ち上げてレオの腕を大きく払った。 「ジュアァッ!!」 「イリャァァッ!!」 そのまま、がら空きになったレオの胴目掛けてセブンが蹴りを繰り出す。 だが、レオは素早く膝と肘を動かし、その一撃を受け止めた。 攻防一体の技術、蹴り足挟み殺し。 セブンの足に激痛が走る……しかしセブンは、ここで引かなかった。 強引に足を捻って技から脱出し、そのままレオの喉求目掛けラリアットをかましにいったのだ。 しかし、レオは大きく体を反らしてこの一撃を回避。 そのままオーバーヘッドキックの要領で、セブンの肩に一撃を入れた。 「ジュアッ!?」 とっさにセブンは、後ろに振り返りレオに仕掛けようとする。 だが、振り向いた時には……レオの拳が、セブンの目の前にあった。 勝負はついた……レオは拳を下ろす。 セブンは首を横に振り、溜息をついた。 「参った……やっぱり格闘戦になると、お前の方がもう俺より上だな。」 「ありがとうございます、隊長。 でも、途中で俺も危ないところがあったし……」 「おいおい……隊長はもうやめろと言っただろう?」 「あ……はい、セブン兄さん。」 一切の光線技や超能力を使わない、格闘戦のみによる組み手。 勝負は、レオの勝利に終わった。 こと格闘戦において、今やレオは、光の国でも最強レベルの戦士の一人になる。 しかしそれも、全てはセブンがいたからこそである。 レオはかつて地球防衛の任務に就いた際、セブンから戦う術を教わったのだ。 当時のレオは、光線技を殆ど使えなかった為に、格闘技術をとことん磨かされていた。 時には、「死ぬのではないか」と言いたくなる程の、とてつもなく辛い特訓もあった。 だがそれも……地球防衛の為に、やむを得ずのことであった。 セブンはその時、ある怪獣との戦いが原因で、戦う力を失ってしまっていたのだ。 その為、まだ未熟であったレオを一人前にする事で地球を守ろうと、あえて心を鬼にして接していたのである。 そしてその末、今やウルトラ兄弟の一人となるほどにまで、レオは成長を遂げたのだ。 ちなみにレオがセブンの事を隊長と呼ぶのは、その時の名残である。 「でも、光線技やアイスラッガーを使われたら、どうなっていたか……」 「はは……じゃあ、今日はこれまでだな。 後少ししたら、交代の時間だ……それまで体を休めておけ」 「はい。」 光の国では今、二人一組によるメビウスの捜索が行われていた。 もうしばらくしたら、セブンとレオは前の組との交代時間である。 それまで体を休めるべく、二人は一息つこうとした。 だが……そんな時だった。 訓練場の上空へと、文字―――ウルトラサインが出現したのだ。 「ウルトラサイン……ゾフィー兄さんからのメッセージだ!!」 「『メビウスかららしきウルトラサインを、見つけることが出来た』……!!」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ちょ、やめろ!! アリア、何とかしてくれ~!!」 時空管理局本局。 クロノとエイミィは、ユーノを連れてある人物の元を訪れていた。 クロノに魔術の基礎を叩き込んだ師匠、リーゼ=ロッテとリーゼ=アリアの二人。 この二人は、グレアムの使い魔でもある。 久々の再会という事で、ロッテはクロノにじゃれ付いている訳で、エイミィ達はそれを面白そうに眺めている。 クロノからすれば、はっきり言って迷惑この上ないのだが。 「……なんで、こんなのが僕の師匠なんだ。」 「あはは……それで、今日の用事はなんなの? 美味しそうなネズミっ子まで連れてきて……」 「っ!?」 身の危険を感じ、ユーノが顔を強張らせた。 リーゼ姉妹は、ネコを素体として作られた使い魔。 フェレットモードのユーノからすれば、天敵とも言える存在なのだ。 人間状態である今は、何の問題も無いが……万が一動物形態へと姿を変えたら、どうなる事やら。 「闇の書の事はお父様からもう聞いてるけど、やっぱりそれ関連?」 「ああ……二人は、駐屯地方面には出てこれないか?」 「私達にも、仕事があるからね。 そっちに出ずっぱりって訳にはいかないよ。」 「分かった……いや、無理ならそれはそれでいいんだ。 今回の用件は、彼だからな。」 「?」 「ユーノの、無限書庫での捜索を手伝ってやってくれないか?」 「無限書庫……?」 「今から、早速頼みたいんだ。 ユーノを案内してやってくれ。」 「うん、そういう事ならいいけど……」 「ユーノ君、二人についていって。」 ユーノはロッテとアリアの二人に連れられ、無限書庫へと向かう。 無限書庫とは、様々な次元世界の、あらゆる書籍が治められた大型データベース。 幾つもの世界の歴史が詰まった、言うなれば世界の記録が収められた場所。 まさしく、名が示すとおり無限の書庫である。 しかし……文献の殆どは未整理のままであり、局員がここで調べ物をする際には、数十人単位で動かなければならない。 必要な情報を一つ見つけるだけでも、とてつもない作業になるのだ。 ユーノはそこへと足を踏み入れた時、正直度肝を抜かれたものの、すぐに冷静さを取り戻す。 クロノが自分に頼むといった理由が、これでやっと分かったからだ。 「成る程、確かに僕向けだね……」 ユーノは術を発動させ、とりあえず手近な本を十冊ほど取り出す。 複数の文章を一度に同時に読む、スクライア一族特有の魔術の一つ。 これを駆使すれば、大幅に調査時間を短縮する事が可能である。 その術を目にし、ロッテとアリアは感嘆の溜息を漏らした。 「へぇ~、器用だね……それで中身が分かるんだ。」 「ええ、まあ……あの、一つ聞いてもいいですか?」 「ん、何かな?」 「……リーゼさん達は、前回の闇の書事件の事、見てるんですよね?」 「あ……うん。 ほんの、11年前の事だからね。」 ユーノは、前回の闇の書事件について詳しく知ってるであろう、二人に尋ねてみた。 闇の書の情報を集める上で、この話はどうしても聞いておきたかった。 ただ……クロノ達には、それを聞けない理由があった。 先日、局員の一人から聞いてしまったのだが…… 「……本当なんですか? クロノのお父さんが、亡くなったって……」 「……本当だよ。 私達は、父様と一緒だったから……近くで見てたんだ。 封印した筈の闇の書を護送していた、クライド君が……あ、クロノのお父さんね。 ……クライド君が、護送艦と一緒に沈んでくとこ……」 「……すみません。」 「ああ、気にしないで。 そういうつもりで聞いたんじゃないってのは、分かってるから。」 やはり、悪い事を聞いてしまった。 これ以上、辛い過去を思い出させるわけにはいかないと思い、ユーノは話を打ち切った。 すると、その時だった。 ユーノはある本のあるページを見て、ふと動きを止めた。 「え……?」 「ユーノ君、どうしたの?」 「まさか……これって……!!」 術を中断し、ユーノは直接本を手に取った。 そこに記載されていたのは、ある世界の太古の記録。 光の勢力と闇の勢力との戦いの記録だった。 こういった戦い自体は、多くの次元世界の歴史中にもある為、なんて事は無かった。 だが……問題は、その本の挿絵にあった。 挿絵に描かれている戦士の姿……それは、紛れも無くあの戦士と同じものであった。 「どうして、ウルトラマンダイナが……!?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「たっだいま~」 「おかえりなさ~い。」 それから、しばらくした後。 まだ本局で用事のあるクロノを残して、エイミィは一人ハラオウン家へと帰宅した。 ちなみにリンディも、別件で先程本局へと出向いた為、不在である。 エイミィは帰り際に近所のスーパーで買い物を済ませていたようであり、その手には買い物袋があった。 フェイトとミライ、それに遊びに来ていたなのはの三人で、早速冷蔵庫に食品を入れ始める。 「艦長、もう本局に出かけちゃった?」 「うん、アースラの追加武装が決定したから、試験運用だってさ。」 「武装っていうと……アルカンシェルか。 あんな物騒なの、最後まで使わなければいいけど……」 「クロノ君もいないし、それまでエイミィさんが指揮代行ですよね。」 「責任重大よね~……」 「ま、緊急事態なんて早々起こったりは……」 その時だった。 ハラオウン家全体に、緊急事態を告げる警報音が鳴り響いた。 エイミィの動きが止まり、その手のカボチャがゴロリと床に落ちる。 言った側からこんな事になるなんて、思いもよらなかった。 すぐにエイミィはモニターを開き、事態の確認に移る。 そこに映し出されたのは、ヴォルケンリッターの二人……シグナムとザフィーラ。 「文化レベルはゼロ、人間は住んでない砂漠の世界だね…… 結界を張れる局員の集合まで、最低45分はかかるか……まずいな……」 「……フェイト。」 「うん……エイミィ、私とアルフで行く。」 「そうだね……それがベストだね。 なのはちゃんとミライ君はここで待機、何かあったらすぐ出れるようにお願い。」 「はい!!」 フェイトは早速自室へと戻り、予備のカートリッジを手に取る。 アルフがザフィーラの相手をする以上、シグナムとの完全な一騎打ちになる。 先日の戦いでは、超獣の乱入という事態の為に勝負はつけられなかった。 今度こそ、シグナムに勝利する……フェイトは強く、バルディッシュを握り締めた。 「いこう……バルディッシュ。」 『Yes sir』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「くっ……!!」 その頃。 二手に分かれ単独行動に移ったシグナムは、現地の巨大生物を相手に苦戦を強いられていた。 先日現れたベロクロンよりも、その全長はさらに巨大。 シグナムは一気に片を付けようと、カートリッジをロードしようとする。 だが、その直後……背後から、十数本もの触手が一斉に出現した。 まさかの奇襲に反応しきれず、シグナムはその身を絡み取られてしまう。 「しまった!!」 何とかして逃れられないかと、シグナムは全身に力を込める。 だが、力が強く振りほどく事が出来ない。 そんな彼女を飲み込もうと、巨大生物は大きく口を開けて迫ってきた。 ザフィーラに助けを求めるにも、今は距離が離れすぎている。 こうなれば、体内からの爆破しかないか……そう思い、覚悟を決めた、その矢先だった。 『Thunder Blade』 「!!」 上空から、怪物へと光り輝く無数の剣が降り注いだ。 とっさにシグナムが空を仰ぐと、そこにはフェイトの姿があった。 フェイトはそのまま、剣に込められた魔力を一気に開放。 剣は次々に爆発していき、怪物を一気に吹き飛ばした。 触手による拘束も解け、シグナムは自由になる。 『ちょっとフェイトちゃん、助けてどうするの!!』 「あ……」 「……礼は言わんぞ、テスタロッサ。 蒐集対象を一つ、潰されたんだからな……」 「すみません、悪い人の邪魔をするのが私達のお仕事ですから……」 「ふっ……そうか。 そういえば悪人だったな、私達は……預けておいた決着は、出来るならもうしばらく先にしておきたかった。 だが、速度はお前の方が上だ……逃げられないのなら、戦うしかないな。」 「はい……私も、そのつもりで来ました。」 空から降り、二人が地に足を着ける。 シグナムはポケットからカートリッジを取り出し、怪物との戦いで失った分を補充し、構えを取った。 それに合わせて、フェイトもバルディッシュを構える。 しばしの間、二人の間に静寂が流れる……そして。 「ハァッ!!」 「うおおぉぉっ!!」 勢いよくフェイトが飛び出し、それに合わせてシグナムも動いた。 二人のデバイスがぶつかり合い、火花を散らす。 すぐさまフェイトは一歩後ろに下がり、再び一閃。 シグナムも同様に、カウンター気味の一撃を放つ。 直後、とっさに障壁が展開されて互いの攻撃を防ぎきった。 「レヴァンティン!!」 「バルディッシュ!!」 『Schlange form』 『Haken form』 二人はそのまま間合いを離すと、カートリッジをロードしてデバイスの形態を変えた。 フェイトは大鎌のハーケンフォームに、シグナムは蛇腹剣のシュランゲフォームに。 シグナムは勢いよく腕を振り上げ、レヴァンティンの切っ先でフェイトを狙う。 フェイトはそれを回避すると、ハーケンセイバーの体勢を取って静止。 その間に、レヴァンティンの刃が彼女の周囲を包囲する。 しかし、フェイトは動じることなくシグナムを見据え……勢いよく、バルディッシュを振り下ろした。 「ハーケン……セイバー!!」 「くっ!!」 光の刃が一直線に、シグナムへ迫ってゆく。 シグナムはとっさにレヴァンティンの刃を戻し、その一撃を切り払う。 その影響で、フェイトのいた場所が一気に切り刻まれ、凄まじい砂煙が巻き起こった。 だがその中から、三日月状の影―――二発目のハーケンセイバーが、その姿を見せてきた。 一発目との間隔が短すぎる為に、切り払う事は出来ない。 すぐにシグナムは、上空へと飛び上がる……が。 「ハァァァァッ!!」 「何っ!?」 上空には、既にフェイトが回り込んでいた。 バルディッシュの刃を、シグナム目掛けて勢いよく振り下ろしてくる。 だが、シグナムはこの奇襲を思わぬ物を使って回避した。 それは、レヴァンティンの鞘。 彼女にとっては、鞘もまた立派な武具だった。 これは流石に予想外だったらしく、フェイトも驚かざるをえない。 その一瞬の隙を突き、シグナムはフェイトを蹴り飛ばした。 だが、フェイトも一歩も引かない。 落下しながらも、カートリッジをロード……バルディッシュの矛先を、シグナムへと向ける。 『Plasma lancer』 「!!」 光の槍が放たれ、シグナムへと真っ直ぐに迫る。 彼女はとっさに剣を通常形態へと戻し、鞘とそれとを交差させる形で防御。 一方フェイトも、着地と同時にバルディッシュを通常形態へと変形させた。 両者がカートリッジをロードさせる。 フェイトが前方へと魔方陣を展開し、魔力を集中させる。 シグナムがレヴァンティンを鞘に収め、魔力を集中させる。 「プラズマ……!!」 「飛龍……!!」 「スマッシャアアァァァァァッ!!」 「一閃っ!!」 膨大な量の魔力が、同時に放たれた。 その威力は、完全な互角。 両者の一撃は真正面から真っ直ぐにぶつかり合い、そして強烈な爆発を巻き起こした。 それと同時に、二人が跳躍する。 「ハアアァァァァッ!!」 「ウアアアアアァァァァァッ!!」 空中で、バルディッシュとレヴァンティンがぶつかり合った。 雷光の魔道師と烈火の将。 二人の実力は伯仲……完全な五分と五分だった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ヴィータちゃん……やっぱり、お話聞かせてもらうわけにはいかない? もしかしたらだけど……手伝える事、あるかもしれないよ?」 丁度、その頃。 別の異世界では、なのはとヴィータが対峙していた。 フェイトが向かって間も無く、ヴィータがこの世界に出現した為、なのはが向かったのだ。 なのはは今、ヴィータと話が出来ないかと思い、相談できないかと持ち掛けていた。 だが、ヴィータはそれを受け入れようとしない。 「五月蝿ぇ!! 管理局の言う事なんか、信用出来るか!!」 「大丈夫、私は管理局の人じゃないもの。 民間協力者だから。」 (……闇の書の蒐集は、一人につき一回。 こいつを倒しても、意味はない……カートリッジも残りの数考えると、無駄遣いできねぇし……) 「ヴィータちゃん……」 「……ぶっ倒すのは、また今度だ!!」 「!?」 「吼えろ、グラーフアイゼン!!」 『Eisengeheul』 ヴィータは魔力を圧縮して砲丸状にし、それにグラーフアイゼンを叩きつけた。 直後、強烈な閃光と爆音がなのはに襲い掛かった。 足止めが目的の、言うなれば魔力で作ったスタングレネード。 効果は十分に発揮され、なのはの動きを止める事に成功する。 その隙を狙い、ヴィータはその場から急速離脱する。 「ヴィータちゃん!!」 『Master』 「うん……!!」 レイジングハートが、砲撃仕様状態へと姿を変化させる。 なのははその矛先を、ヴィータへと向けた。 一方のヴィータはというと、かなりの距離を離した為か、流石に余裕があった。 この距離からならば、攻撃は届かないだろう。 そう思っていた……が。 「え……!?」 『Buster mode, Drive ignition』 「いくよ、久しぶりの長距離砲撃……!!」 『Load cartridge』 「まさか……撃つのか!? あんな、遠くから……!!」 『Divine buster Extension』 「ディバイイィィィン……バスタアァァァァァァァッ!!」 「っ!?」 絶対に届く筈が無い。 そんな距離から、あろうことかなのはは撃ってきたのだ。 そして彼女の照準には、寸分の狂いも無い。 放たれた桜色の光は、まっすぐにヴィータへと向かい……直撃した。 ズガアアァァァァァン……!! 「あ……」 『直撃ですね。』 「……ちょっと、やりすぎた?」 『いいんじゃないでしょうか。』 思ったよりも威力が出てしまっていた事に、なのはも少し驚いた。 まあレイジングハートの言うとおり、非殺傷設定にはしてあるから、大丈夫ではあるだろう。 少し悪い気はするが、これでヴィータが気でも失っていたら、連れ帰るまでである。 数秒後、徐々に爆煙が晴れていくが……その中にあった影は、一人ではなかった。 「あれは……!!」 「……」 ディバインバスターは、ヴィータには命中していなかった。 先日クロノと対峙していた、あの仮面の男が姿を現れていたのだ。 仮面の男は障壁を張って、直撃からヴィータを守っていた。 なのはもヴィータも、呆然として仮面の男を見るしかなかった。 「あ、あんたは……」 「……行け。」 「え……?」 「闇の書を、完成させろ……」 「!!」 仮面の男の言葉を受け、ヴィータがこの世界から離脱しようとする。 とっさになのはは、二発目の長距離砲撃に入ろうとする。 だが、それよりも早く仮面の男が術を発動させた。 この距離からの発動は、通常ならばありえない魔法―――バインド。 光が、なのはの肉体を拘束する。 「バインド……こんな距離から!?」 『Master!!』 とっさになのはは魔力を集中させ、バインドの拘束を解いた。 しかし、時既に遅し……その場には、ヴィータも仮面の男も姿もなかった。 身動きを封じられた隙に、逃げられてしまったのだ。 『Sorry, master』 「ううん……私こそごめんね、レイジングハート。 エイミィさん、すぐそっちに戻りま……!?」 仕方が無い。 そう思い、帰還しようとした……その矢先だった。 突然、強烈な地震が発生したのだ。 空に浮いていた為に、なのはには一切影響は無いが…… 「地震……驚いたぁ。」 『待って、これ……なのはちゃん!! 急いで、そこから離れて!!』 「え……?」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― (ここに来て、まだ……目で追えない攻撃がきたか……!! 早めに決めないと、まずいな……!!) (クロスレンジもミドルレンジも、圧倒されっぱなしだ……!! 今はスピードで誤魔化せてるけど、まともに喰らったら叩き潰される……!!) フェイトとシグナムの一騎打ちは、更に激化していた。 スピードで勝るフェイトと、技術で勝るシグナム。 どちらも、決め手になりえる一撃を相手に打ち込めないままでいた。 フェイトにとっては、なのはとの一騎打ち以来の激戦。 シグナムにとっては、何十年ぶりとも言える激戦。 ここまでの苦戦を強いられるのは、お互いに久々だった。 勝負をつけるには、やはり切り札を使うしかないだろうか。 (シュトゥルムファルケン、当てられるか……!!) (ソニックフォーム、使うしかないか……!!) 二人が同時に動く。 次の一撃でもなお決められなければ、もはや使うしかない。 奇しくも、二人の思いは一致していた。 しかし……この直後、思わぬ事態が起こった。 フェイトの胸を……何者かの腕が、貫いた。 「あっ……!?」 「なっ!?」 シグナムは、フェイトの背後に立つ者の姿を見て驚愕した。 その者とは、先程までヴィータと共にいたはずだった仮面の男だった。 彼がヴィータの元に現れたのは、ホンの数分ほど前の出来事。 この世界に転移するまで、最低でも十数分かかる……ありえないスピードである。 いや、この際それはどうでもいい。 今の最大の問題は、彼がフェイトに攻撃を仕掛けたという事実。 フェイトは、完全に意識を失っている。 シグナムはそれを見て、最悪の事態―――貫手によるフェイトの殺害を、考えてしまった。 「貴様!!」 「安心しろ、殺してはいない。」 「なんだって……なっ!?」 「使え。」 男の手のは、フェイトのリンカーコアが握られていた。 使えという言葉の意味は、勿論決まっている。 フェイト程の魔道師のリンカーコアを手に出来たとあれば、一気に相当数のページが埋まる。 シグナムは、こんな形での決着は望んでいなかった。 だが……自分は、はやてを救う為ならば、如何なる茨の道をも歩もうと決意したのだ。 全ては彼女の為……ならば、敢えて汚れ役となろう。 『ザフィーラ、テスタロッサのリンカーコアを摘出する事が出来た。 ヴィータも引き上げたようだし、我々もここで引くぞ。』 『心得た……テスタロッサの守護獣には?』 『ああ、テスタロッサを迎えに来るよう伝えておいてくれ。 それまでの間は……私が、彼女を見ておこう。』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『待って、これ……なのはちゃん!! 急いで、そこから離れて!!』 「え……?」 エイミィが、切羽詰った声でなのはに告げた。 解析してみた所、この地震はある自然災害を併発する可能性が極めて高いと出たのだ。 それは、なのは達の知る自然災害の中でも、最高クラスの危険度を持つもの。 『近くの火山が、もうすぐで噴火しちゃうの!!』 「ええっ!?」 火山の噴火。 テレビなどで何度かその光景は目にしてきたが、それが齎す被害は凄まじいものがある。 この世界には文明が存在しない為、犠牲者は出ないのがせめてもの救いだろう。 すぐになのはは、エイミィに指定された火山から離れる。 それから数十秒後……爆音を上げ、山からマグマが噴出した。 ドグオオオオォォォォン……!! 「うわっ……凄い……」 灼熱色の光が、辺り一面を照らす。 初めて目にするその光景に、なのははただただ呆然とするしかなかった。 それは、モニター越しに見ていたエイミィとミライも同じだった。 しばらくして、噴火は収まるが……その直後。 モニターからけたたましい警報音が鳴り響いた。 なのはの耳にも、それは届いている。 『これって……!!』 「エイミィさん、何があったんですか?」 『気をつけて、なのはちゃん!! 何かが、火山の下から出てこようとしてる!! これは……現地の、大型生物……!?』 「大型生物って……もしかして、この前の超獣みたいな奴……?」 その、次の瞬間だった。 山の麓から、唸りを上げてそれは出現した。 全身が蛇腹のような凸凹に覆われた、色白の怪獣。 足元から頭頂部に向かって体全体が細くなっていくという、特徴的な体躯。 ミライはその姿を見て、驚愕した。 出現したのは、かつて彼が戦った経験のある相手。 どくろ怪獣……レッドキング。 『レッドキング!? そんな、あんなのが異世界にも生息しているなんて……!!』 「ミライさん、もしかして……あの怪獣って、かなり強いんですか?」 『うん、僕も直接戦ったことがあるから分かる。 それに、兄さん達もそれなりに苦戦させられたって聞いてるし……なのはちゃん、相手にしちゃ駄目だ!!』 『見つからないうちに、早く逃げ……え!?』 「……エイミィさん、ミライさん?」 『そんな……大変、なのはちゃん!! フェイトちゃんが……!!』 「えっ!?」 エイミィとミライは、モニターに映し出された光景を見て驚愕していた。 仮面の男により、フェイトのリンカーコアが摘出されてしまった。 幾らなんでも、仮面の男の移動が早すぎる……完全に、予想外の事態だった。 すぐにエイミィは、本局へと連絡して医療スタッフの手配を要請。 その後、アルフにフェイトを救出するよう指示を出した。 「エイミィさん、フェイトちゃんは!!」 『リンカーコアをやられちゃった……!! 今、急いで本局の医療スタッフを送ってもらってる!!』 「分かりました、私もすぐそっちに……キャァッ!?」 フェイトの元へと駆けつけようとするなのはへと、無慈悲な一撃が繰り出された。 それは、レッドキングが投げつけてきた大岩だった。 不運にも、彼女はレッドキングに見つかってしまったのだ。 とっさになのはは、上空へと上昇してそれを回避する。 レッドキングはなのはを一目見るや、敵と判断してしまっていた。 その強い闘争本能に、火がついてしまっていた……最悪としかいいようがなかった。 この様子じゃ、戦う以外に無い様である。 「こんな時に限って……!!」 『なのはちゃん、僕がすぐそっちに行く!! それまで、何とか持ちこたえて!!』 「はい……分かりました!!」 敵のサイズを考えると、確かにミライが一番の適任になる。 彼の到着まで持ちこたえるか。 もしくは……彼が到着する前に、レッドキングを撃破するか。 今は、一刻も早くフェイトの元に向かいたい。 撃破とまではいかなくとも、ミライの到着までにある程度のダメージさえ与えられれば、大分楽になる。 幸いにも、消耗は殆どしていない……やれなくもない。 「いくよ……レイジングハート!!」 『Yes sir』 戻る 目次へ 次へ